5歳と7歳の娘のお気に入りです。絵本と児童書のちょうど間くらい。絵もカラフルで見やすくおはなしもそれほど長くないので、読んであげるなら幼稚園児も楽しめます。一人で読むなら小学校低学年にちょうど良さそうです。
動物園のひつじモコモコちゃんは、注目されたいがために動物園を出て街のセーター屋さんのショーウィンドウで暮らし始めました。はじめはチヤホヤされていい気分だったモコモコちゃんですが、だんだん動物園に帰りたくなってきます。でも素直に「帰りたい」と言えないモコモコちゃん。その気持ち、とってもよく分かります。そんなちょっとわがままでいじっぱりのモコモコちゃんを、園長さんと奥さんはやさしく包み込み、そっと導いてあげるのです。
とてもアットホームな「アイウエ動物園」に行ってみたくなりました。シリーズ化されているようなので、他も読んでみようと思います。