息子が、鬼の絵本が読みたいと言い出したので、それならと思い、『ももたろう』を数種類借りてきました。
有名な昔ばなしは、細部の異なるものが多数出ているものだと思いますが、この『ももたろう』も私が知っている話とは随分違いました。
まず、桃は「どんぶらこ」と流れてくると信じていたのに、この絵本では「つんぷかかんぷか」流れてきます。また、成長した桃太郎は普段はとても怠け者とのこと、これにも驚きました。さらに、お供の動物たちにきびだんごを半分だけわけてあげています。それも3個しか持っていかなかったからのようです。私はきびだんごはたくさん用意し、1個丸々分けてあげたと思っていたので、この点も新鮮でした。
細部の違いはあまり気にならなかったのですが、文章が読みにくいのが難点でした。方言なのかもしれませんが、かなり普段使う日本語と違うので、私も理解するのが難しいほどでした。息子はきょとんとしていました。やはり言葉が難しくて理解できなかったのではないかと思います(桃太郎の話自体は保育園ですでに知っていたようなので)。