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ビロードのうさぎ」 みんなの声

ビロードのうさぎ 作:マージェリィ・W・ビアンコ
絵・訳:酒井 駒子
出版社:ブロンズ新社 ブロンズ新社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2007年04月
ISBN:9784893094087
評価スコア 4.83
評価ランキング 144
みんなの声 総数 123
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123件見つかりました

  • ぼうやとの再会

    ビロードのうさぎは、ぼうやに可愛がられていつも一緒にいてもらって本当に幸せだったと思いました。ぼうやが、病気になってうんざりするほど長い時が過ぎて熱が下がって静養のために海辺で暮らすことになり、部屋は全部消毒して、ぼうやが触った本や玩具は、みんな焼いてしまうことになりました。子ども部屋の妖精が現れて本物のうさぎになってぼうやと再会がありました。坊やの再会の言葉が、「どうしてかしら あの うさぎ。そっくりだよ、病気のときに無くしてしまった僕のあの ふるいうさぎに・・・・・・・・」
    とても切ないですが、ビロードうさぎが、野うさぎになって、傍にはもう一匹の寄り添ううさぎがいたから、きっと幸せに暮らしていると思いました。もし、真ん中に可愛いこうさぎも描かれていたなら、ほっとしただろうなあと思いました。

    投稿日:2018/11/10

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  • ほんものになりたいおもちゃの気持ちが刺さります。

    • ほっぺこさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 男の子4歳、男の子0歳

    こどもに愛されたおもちゃはほんとうのものになる。
    みんなほんものになりたくて必死です。
    みんなナナに”おかたづけ”されたくはありません。
    この部分、とても親には心の痛む部分だと思います。
    そうだよね、どのおもちゃも遊んで欲しくて、捨てられたくないよね。
    ビロードうさぎは失くなった人形の代わりに、ぼっちゃんのお気に入りとなり、そして”ほんもの”になる事が出来ました。
    ナナには汚くてボロボロで捨ててしまいたいおもちゃだけど。
    読んでいるとなんてナナは酷いやつなんだ!と憤慨してしまいますが、ふと、自分を振り返ってみると、同じような事をしようとすることあるなぁと…。
    長男はおもちゃがなくなると大泣きします。
    私は片付けなかったのが悪い!と思ってしまいますが、長男にとっては”ほんもの”がいなくなってしまった訳ですから、泣いて当たり前なのですね。
    子供に読んでおきながら、親である私が考えさせられる一冊です。

    長男はこのお話が大好きです。
    何回も読んでと持って来ます。
    結構長い話なのですが、静かに聞いています。
    是非4歳頃から読んであげてみてください。

    投稿日:2017/03/26

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  • 深く考えさせられました。

    私は絵本が大好きな大人ですが、
    この古典的名作という「ビロードのうさぎ」という絵本も
    酒井駒子さんの絵というものもよく知りませんでした。
    先入観なくこの絵本と出会って
    今まで読んだ絵本の中で1番むつかしく感じられました。
    ストーリーの深さ、暗さ、展開も
    いろんな解釈が考えられるような気がします。
    ぬいぐるみという存在が時に子供にとって
    本物以上の存在であったり、
    心が癒される大切な存在であることは
    私自身の子育て中にも感じていたことですから。
    ぬいぐるみにもきっと心があって
    優しく見守ってくれているといった安心感も
    ありましたから。
    本物って何だろう?
    ほんものになれる幸せってなんだろう?
    読み終えた今も私には結論は出ていません。
    他の皆様の感想を拝見して
    なるほど。。そうかもしれない。。と、
    大変勉強になりました。
    私自身ももっと考えてみたいと思います。

    投稿日:2017/01/02

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  • ウサギのぬいぐるみの切ない物語です。
    こども部屋の一番古い馬のおもちゃが、ビロードのウサギに教えてくれたこと。
    子供部屋の魔法は起こり、ビロードのウサギにとって、とてつもなく幸せな日々がやってきます。
    自分はほんものだと信じていたビロードのウサギの野うさぎとの出会い。
    そして、坊やの重い病気。
    本当の涙から生まれた、こども部屋の妖精の出現。
    不思議な運命で本物になったウサギですが、最後のぼうやとの出会いが切ないです。
    何度読んでも、ちょっと泣いてしまうお話です。

    投稿日:2016/12/22

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  • そろそろクリスマスの絵本が読みたくなり、久々にこの絵本を手に取りました。物語はよく知っていても、やはり、ひきこまれてしまいます。
    物語の世界へ深く導かれるのも、酒井駒子さんの絵が本当にすばらしいからかと思います。
    心にしみるような読み応えのある絵本です。大人へのクリスマスプレゼントにも良さそうです。

    投稿日:2016/11/06

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  • へぇという感じ

    • じっこさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子5歳、男の子1歳

    うさぎのぬいぐるみが、おもちゃの主の坊やにかわいがられて、最後に本当のうさぎになるお話です。ストーリー自体は他でもあるかなという感じですが、酒井駒子さんの独特の絵が、この絵本に特別な感じを与えていると思います。素敵な絵なんだけど、子どもにはちょっと、全体的に重いかも・・・。
    名作といわれている理由はなんとなくわかるのですが、私は一回読んでもう満足しました。娘も好みではないみたいです。でも好きな方は好きだと思います。

    投稿日:2016/09/19

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  • うさぎの表情

    ぼうやへのクリスマスプレゼントの一つだったビロードのうさぎ。「子供に愛されたおもちゃは本物になれる」と知ったうさぎは、ぼうやに可愛がられ、いつしかぼうやにとって、ほんとうのうさぎになるのです。
    自分が前に読んだ『ビロードうさぎ』に比べると、ぐっと文章量が少なくなっていました。酒井駒子さんの絵を楽しむ絵本なのかもしれません。
    うさぎの顔は、いつも同じはずなのですが、楽しそうだったり、悲しそうだったり見えるのが不思議です。

    投稿日:2016/05/30

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  • 大切にする気持ちを

    10歳の息子が4歳くらいの頃に初めて読んであげ、買ってあげた絵本です。
    ついこの前、テレビでディズニーの、おもちゃが主人公の映画を見ました。何回か見た映画だったけど、息子は感動していました。心に何か思ったのでしょうか、そのあとにこれ読んで、と選んだ絵本が、この絵本でした。

    子供は、不思議な心があるもので、そして素直なのですね。まさかあの映画を見て、この絵本につながるなんて、思いもしませんでした。ただ映画をみて感動して終わるのではなくて、この絵本にも心が戻ってきたことがうれしくて、レビューしました。この絵本も、心がきゅんとするストーリーではありますが、最後は幸せになれる。

    今はもうサッカーに夢中で、おもちゃなどはほしがりませんが、小さい時のおもちゃはまだ大事にしている息子、いつかお別れが来るかもしれないけど、いつまでも、その大切にする心を失わないでほしいな、と思いました。

    投稿日:2015/07/12

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  • これは素晴らしい絵本です。

    • 梅木水晶さん
    • 30代
    • ママ
    • 山形県
    • 女の子2歳、男の子0歳

    酒井駒子先生の絵がまたいいんです。お話にぴったりと合っていて。私にも小さい頃から一緒にいたぬいぐるみが一体あるのですが、子供が産まれてからは子供子供で全くかまってあげていませんでした。たまには遊んであげなくては。

    投稿日:2014/11/28

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  • うさぎの気持ち

    • ととくろさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子5歳、女の子1歳

    ビロードのうさぎ、大好きな絵本です。
    ぬいぐるみのうさぎとそれを愛した少年のお話。
    古典的なお話ですが、
    酒井さんの絵のうさぎはとても可愛く、柔らかいタッチで
    切なさがより出ているを思います。

    本物のうさぎとはなんだろう、
    本当の意味は最後のページにあるのではないでしょうか。
    愛されていた記憶、そこにいるうさぎこそが
    きっと本物・・・
    思わず自分の正解を考えてしまう、そんな結びだと思います。

    クリスマスプレゼントとして運ばれてきたうさぎ。
    クリスマス絵本として、冬に心があたたかくなる絵本として
    おすすめです!

    投稿日:2014/09/10

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