人気のある本とは知っていたものの、手に取る機会がなかった絵本ですが、立ち読みして感動し、即購入しました。
ぬいぐるみのうさぎの目線で物語は進行します。
小さな男の子に大切にされて幸せに暮らしていたうさぎに、とうとう別れの時が…。
ラスト、どうなることかと切なくて泣きそうになりますが、妖精の魔法で救われ、ホッとします。
表紙は暗い色使いですが、中にはきれいな風景なども登場し、絵画的なタッチで素敵です。
娘の2年生のクラスで読み聞かせしたら、皆静かに聞き入っていました。一般的な幼児向けよりはお話が長めなので、2年生くらいになればちょうどよく理解できるかと思います。
大人も懐かしく、じんわり感動できるくらいなので、高学年以上にもお勧めできます。