日本の神話シリーズの第三巻です。
やまたのおろち、なんともオドロオドロしい怪物が登場するのでありますが、赤羽さんの描く挿絵はすばらしく、想像力をかきたてられます。
スサノオノミコトが、退治するというところは、子供の頃にふれた記憶が残っていて、どうやって?という部分までははっきりしなかったこともあって、今回、読んだことで、お話の筋道がつながり、私事ではありますが、すっきりしたところです。
この神話をシリーズで読まれると、日本の風土に高い文化と情緒と精神性が宿っていることを思い知らされます。
もっと日本人であることに自信を持たなくては・・・と感じています。