荒い線で描いてあり、一見雑に感じてしまうような絵です。
マドレーヌたちの集団生活の様子が、淡々と描かれています。
女の子の話しだし、息子はきっと興味ないよなーと思いつつ読んでみたら、
意外と気に入ったようです。
1ページに一行くらいしか文がないし、
次々と変わるシーンは飽きずに楽しめるようです。
入院や、お見舞いといったことが理解できるようになったら
きっともっと面白く読めるでしょう。
私も読んでいくうちに、じわりじわりと好きになってきました。
パリの名所を描いた絵が、とてもオシャレで素敵に見えてきます。
マドレーヌやミスクラベルが、どんどん好きになってきます。
こんな絵本が一冊、息子の本棚にあるのもいいんじゃないかと思えてきました。
他のマドレーヌシリーズも、是非読んでみたいです。