本当は優しいのにみんなに怖がられて友達が出来ないおおかみのお話です。まず表紙の絵を見てうちの子は「おおかみがうさぎを食べようとしている」といいました。「どうして」と聞くと「おおかみは怖いから」と答えました。昔からいろんなお話で狼は悪役なので無理もないなと思いました。読んであげると「やさしいおおかみもいるね。友達ができなくて泣いているところがかわいそう。」と言っていました。大人でも人を見かけで判断してしまいがちなので、気をつけないといけないと思いました。子どもにも、友達を見た目で好き嫌いしないで欲しいなと思います。優しい気持ちになれる絵本でした。