モンゴル民話のこのお話しは、教科書にも載っているのでよく知られていますね。スーホという貧しい、働き者の羊飼いの少年がいました。ある日、生まれたばかりの小さな白い子馬を見つけたスーホは、大切に育てました。ある年の春、若者になったスーホと白い馬は、とのさまがひらいた町の競馬大会に出て、見事1番になります。そして、とのさまはスーホから白い馬を取り上げて・・・。悲しいお話ですが、うちの子達は幼稚園の頃からよく「読んで」と持って来ていました。それぞれ、その年齢なりの受け止め方があるようですね。横長の画面いっぱいに描かれた、モンゴルの草原の風景は大人にも見ごたえがあります。