サントリー宣伝部時代の大ヒット「アンクルトリス」が懐かしい柳原 良平さんのファーストブック向けの絵本です。
「おうちのともだち」「やさいだいすき」「むにゃむにゃきゃつきゃっ」「のりものがいっぱい」等とシリーズ化しています。
この作品は、顔があって、それが様々な表情をしているもので、シリーズの中で一番先に読めると思います。
顔の輪郭と目と鼻と口だけなのですが、違いが分かりやすく、それがこの本の魅力なのでしょう。
いつもながらに、その絵と背景の絶妙な色調のバランス感覚たるや凄いの一言。
読むときに、その表情をしてあげると、さらに楽しむことができる絵本です。
何度も読み聞かせをせがまれること必至の作品で、是非ファーストブックに加えて欲しい一冊としてオススメします。