「とっくんトラック のはらへぶぶー」 みんなの声

主人公の男の子がお母さんの誕生日をきちんと覚えていて何かプレゼントしてあげたいという気持ちが優しいなと思いました。主人公の男の子は一生懸命頑張る姿がとても感動しました。頑張って報われなくても怒らないところはとても優しい心を持った主人公だからこそだと思いました。一つ一つの絵がとても大きく描かれているので孫も見やすくてよいと思いました。優しい主人公の心を表した様に絵もとても優しい雰囲気で描かれていたので私も優しい気分になれました。

おなじみいわむらかずおさんの絵本です。

３〜４才くらいの男の子『とっくん』がお母さんの誕生日祝いに野原のお花を摘みに来た所から始まります。
オモチャのトラックに摘んだお花のあとをウサギや、鶏、ヤギがついてきて・・・。気が付くとあれ？？？

春の野原の様子がとても綺麗です。シロツメクサや、たんぽぽが咲いていて、こんな野原にいってみたいです。

１４ひきシリーズの〈とっくん〉がそのまま人間になってでて来たようなお話です。
このなかで、テントウ虫が描かれているのですが、ページごとに居場所が代わっていて、息子は必ず『あ、テントウ虫いたね』と探しながら読んでいます。
優しい気持ちになれますよ。

主人公の御母さんを思う気持ちが大きいのにとても感動しました。プレゼントを渡したくてお金がないなら何が出来るか考えて行動している主人公はとても凛々しかったです。プレゼントとは本来おめでとうや有難うの気持ちを贈るものなのだなと主人公から教えてもらいました。文章が短めなのが今の月齢の娘には心地が良かったみたいです。主人公からのプレゼントをもらった御母さんの顔は敢えて描かれておらずこちらで想像できるのが良かったです。いわむらかずおさんの作品だったと最後に気がつきました。嬉しいサプライズでした。

息子が幼稚園に入って初めて持って帰ってきた絵本です。
いわむらかずおさんの絵がとってもあったかい感じで好きです。春の雰囲気たっぷりです。
息子はどのページにもいる黄色いちょうちょと赤いてんとうむしを探すのが楽しそうでした。
ママの誕生日にお花をプレゼントするなんてステキ！　とっくんのママは出てこないけれど、きっと優しいママなんだろうなぁとおもいます。
何度でも読みたくなる絵本です。

お母さんの誕生日プレゼントの花を摘んで、運ぶとっくん。
動物達に食べられて泣いてしまうかと思ったら。。。
また、摘みなおしするのに感動しました。
私は、泣くことを想像していたので。
絵も優しい感じ、なくなったらもう１回やればいいってのがすごく好きです。
２才の息子も動物が出てくるので楽しくみました。

とっくんトラック？題名を見たとき、１４ひきシリーズを思い出しました。
こちらは人間の男の子のとっくん。
ひもでトラックを引くの、息子も大好きです。
今度は野原で引いてみたいなぁと思いました。

たんぽぽ摘んで、菜の花摘んで・・・
これがママの誕生日プレゼントになるなんて素敵ですね！

動物に食べられちゃったところで、息子は「あーあ」と残念そうにしていました。
こんな風に、私もプレゼントもらえたらうれしいなぁなんて思いました。

リズムのある文だなと思いました。
そして、目線が低いところにあるなと思いました。
とっくんの目線位置なのかな。
ママのたんじょうびプレゼントをトラックにのせる。
ママさんの嬉しそうな顔が目に浮かびます。
でも、、、
ママさんの顔は出てきませんでした。
それがとても残念です。
ついついハッピーエンドを望んでいる感覚です。
ママにプレゼントをもっていくとっくんに
ありがとうを言いたかったです。

ママの誕生日にプレゼントしようと
とっくんはトラックを引いて野原へ。
お花を摘もうとすると　うさぎ、にわとり、ヤギがやってきて・・・。
かわいいハプニングがありつつも
トラック　ぶぶー　
ママのたんじょうび　ぶぶー
なんていう繰り返しの言葉に１歳未満でも十分楽しめそうな絵本ですね。
１４ひきのシリーズで有名ないわむらかずおさんのイラストも
とても優しくてステキですよ。
ふんわりとした春の風景を楽しむ季節にオススメです。