「ふしぎなナイフ」 みんなの声

単調に繰り返すだけの展開なハズなのに、
ラストへ向けてどんどんどんどん気分が盛り上がる、
とても不思議な絵本です。
最後は字が無いにもかかわらず、
親子でひとりでに「ぱーん！」
何回読んでも「ぱーん！！」

字が少ないので、
拾い読みができ始めた年代にもお勧めです。

このナイフは本当に不思議です。。
それは。。ありえない。。と、わかっていても
その精密な絵に魅せられてしまいます。
静かに進んでいくナイフの変化に子ども達も
次は！次は！と期待でいっぱいになるようです＾＾☆
そして、何度読んでも最後のページでは、
我慢できずにバン！！と叫ぶ長男。
不思議な世界に入り込んだ緊張感がそうさせるのかな。
とても素晴らしい絵本だと思います＾＾♪

子供たちに大ウケ！特に次女（1歳）のお気に入りです。不思議な感覚から、谷川俊太郎さんの作品かと思いました。

ナイフが一本。
このナイフが、いろいろ形を変えていきます。リアルで印象的で忘れられなくて・・・何度も読み返したくなります。登場するのがナイフだけでも、全然飽きません！

見事な作品です。

ナイフがありえない動きをしていきます。
ナイフがとける・きれる・ほどける・ちぎれるetc･･･
文字もとても少ないので４才の娘も自分で読んでつっこんでました。
不思議な絵本でしたが、子どもはとても気にいっていました。

子供の本には似つかない”ナイフ”が表紙に描かれた本。
一体どんな内容だろうかと思っていたのですが、物語だとばっかり思っていたので、ビックリしました。

でも、こどもって、こういうの好きですよね。
私も、好きです。
「ありえない」形状になるのが、いいですよね。
「氷が溶ける」とか「野菜が切れる」とかでなく、ナイフが溶たり、切れたりするんですものね。
特に２，３歳くらいの子供には、面白いのではないでしょうか？
うちの５才児には、さらっと流されてしまいました。
ちょっと、遅かったかな・・

４歳の娘、それから久しぶりにこの本を読む兄９歳が、はまりました。
兄は、読んですぐ、妹に「これ、面白いよ。読んであげるよ。」と言いに行きました。
すでに私に読んでもらっていた妹、しかし、いつものように、「知ってるもん」とは言わず、
二人で一緒に読み返し出しました。何度読んでも面白いようです。

有り得ないナイフの形状なのに、
挿絵の質感がリアルなので、本当に起きているような感じがするところが、
とても面白いです。

「まがる」「ねじれる」「とける」・・・など、
みんなひらがなで書かれているので、４歳の娘は、
自分で読みながら、ページをめくり、何度も楽しんでいました。

言葉を使い始めたばかりの子供には、日本語の細かい状態表現が、
絵でよく分かるので、言葉の世界を広げるのに、良いかもなぁ〜と思いました。

ほかの方も書いていらっしゃいますが、年齢をあまり選ばない絵本だと思います。次はどうなるの？という期待感を持たせられて、子どもは最後のページまでくぎづけ！また、じっくり読んで「散らばる」「ほどける」「とける」など、ことばのイメージをじっくり味わうことも。最後のだけ言葉がないのも素敵な心配りではないでしょうか。初めて見た子は、必ずといっていいほど、そこでぽつりと「あ、われた…」私の大好きな瞬間です。

文字も少なく、絵は一ページにいろいろな状態のナイフが
かかれているだけ。でもこの絵本には、読み手を引き込む力が
あります。
ナイフが「ほどける」「ふくらむ」などありえないのですが、
そうだと感じてしまう不思議。
イメージする能力が鍛えられそうに感じます。

端的な言葉の表現と写実的な絵がぴったりはまっているから心地よいでしょうか。
言葉のレパートリーがぐんぐん増える盛りの子供に大受けで
何度も読んで欲しいと言われます。
絵本としては　とっても地味なのにふしぎ。
自分の中のことばのイメージを絵で確認できるのがうれしいのかな。
簡単な本なのでリクエストあらば毎日読んであげたいです。

「ふしぎなナイフ」これは、ほんとに、その題名のとおりのナイフなんです。
曲がったり、折れたり、とけたり、割れたり、ほどけたり、伸びたり、縮んだり、膨らんだり．．．
本物と見間違うようなナイフの絵が、こんなふうになる。絵に引き込まれますよ。
固くて、ちょっとやそっとじゃ、形なんか変わらないと思っているナイフがね、こんなふうになるって想像できるってことがすごいと思う。
字はほとんどなくって、絵を楽しむ絵本です。