図書館の「今月、読み聞かせた書棚」の中に立てかけられていた。
ナイフ一本が、予想外の表情に変化する。
おっと、ありゃ?、うへっ、そうなるか、あり得ないぞ!と
ページを繰るたび、歌舞伎の早変わりのように変化するのだ。
ナイフなのに、「きれる」が、刃先の繊切りになってる!
創作者たちはコピーライター、Gデザイナー、CMアニメーターである。
緻密に実験を繰り返し、驚きの予想を再現するかのような構成だったのかも。
見た目に「驚いたなぁ」が、印象に「驚いたなぁ」になれば
ずっと記憶に残る、すばらしい絵本となるでしょうね。
感謝。