ディズニープリンセス じぶんもまわりもしあわせにする おやくそくブック(Gakken)
SNSで話題!すてきな大人になるために大切にしたい「おやくそく」を紹介する絵本。
もうなかないよ、クリズラ(冨山房)
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ヒマラヤの麓の村にうまれ、毎日ヒマラヤを見て育ったシェルパのポルパ。 ヒマラヤのやまに登るという夢のため重い荷物を運ぶしごとをしている。 とうとうヒマラヤに登るチャンスがやってきた! はじめは私ひとりで読んでいたのですが、2歳の息子が「ぼくもよむ?」と来たので、今度は絵をよくながめながら読みました。 すると、1度目よりも吹雪の中を歩いたり、真っ暗な中ロープと仲間をたよりに進む様子や、山の力強い風景、そしてヒマラヤのような山に登らなければ見ることのできない景色にじんわりとこころが動きました。 ポルパは何歳くらいなのでしょう? 夢は大きな力を生むことや、人への信頼や感謝などいろんなことに想いがめぐりました。
投稿日:2022/02/28
この絵本は、単に子どもたちがエベレスト登山を体験できる絵本ではありません。 作者の石川直樹さんは写真家であり、確かに2度もエベレスト登頂を成し遂げた登山家でもあります。子どもたちに登山に必要なロープやアイゼン、ピッケルの使い方を簡単に絵で教えてくれます。さらには高所順応のためのベースキャンプの設置や落ちたら確実に死んでしまうクレバスや氷河を乗り越える様子も描かれています。 「はーっ、はーっ、ふーっ」「はーっ、はーっ、ふーっ」。頂上を目指す主人公のポルパの息づかいが聞こえます。8千メートルを超える山から無事に生還するには、呼吸一つひとつも無意識ではなく、意識してする必要があります。 そこで見た雲海のうえに広がるピラミッドのようなエベレストの影は、実際に作者の石川さんが撮った写真にもありました。そして、ポルパがエベレストの頂上に立った時、言葉では説明できない感情が込み上げてきます。 こういった石川さん自身の登山体験をみんなにも実感してもらう絵本ではありますが、石川さんは何よりも「シェルパ」という存在をみんなに知ってもらいたいのだと思います。 エベレスト山脈という圧倒的な自然の麓で暮らす彼らの生活、登山者や観光客の荷物を運び、頂上を目指す人のサポートをし、同じ頂上に登り詰めながら主役ではなく脇役に徹する。命がけの仕事をして山を下りれば温かい食事と仲間が待っている。今、生きている実感こそが、本当の幸せなのではないでしょうか。 石川さんは、そんな「シェルパ」の生き方が大好きなのです。
シェルパとして登山家をサポートしてきたポルパが、初めて自らもエベレストに登頂するお話です。 ポルパが知らなかった世界を、自分たちも初めて知る感覚で読みました。 写真家の石川直樹さんの文章なので、絵も実際の風景に裏づけされた風景なのでしょう。 登山家もシェルパも、目的達成のための努力が大変なことを実感できました。
投稿日:2021/11/19
シェルパ民族の少年がいつも仕事で荷物運びの場所までしか登らないエベレストに山頂まで目指す物語です。 ああヒマラヤ山脈の中の一つの山がエベレストなんだとあとから調べてわかりました。 子供に絵本を読み聞かせていると自分で知ってるつもりになっていても実はよく知らないことがけっこうあるな、と気づかせてくれます。 読んでいて学べる楽しい絵本です。
投稿日:2020/08/03
ポルパは、生まれたときからヒマラヤの山々をながめて育ってきた、シェルパの男の子。荷物運びの仕事で体を鍛え、テンジンおじさんに認められたポルパは、念願のエベレスト初登頂を目指します。エベレストを登る様子が、シェルパのポルパくん目線で描かれている点が良かったです。
投稿日:2022/07/13
そういえば!と思い出しました。 登山好きの学生時代の友人が、お父様と一緒にエベレスト登頂にチャレンジしたことがあったんです。友人は登頂し、ご高齢のお父様は途中リタイヤでしたが、親子2人でと言いながら、いつも複数の人々に囲まれながらゆっくりと歩みを進めていたことを思い出しました。 「ガイドさんだよ」と友人は言っていましたが、つまりシェルパだったのですね。 ヒマラヤ登山は過酷な旅だなぁと友人のSNS投稿を見て驚きました。シェルパなしには無事に登頂を果たすことはできなかったと思います。 ポルパは山のふもとに住んでいると言っていましたが、ふもとの時点でかなりの高地ですよね。肺も足腰も技術も鍛え上げられた地元の人々の助けによって、世界一の頂上へ到達することができるのかと思うと、シェルパのお仕事は偉大なんだなぁと感じました。
登山の世界で裏方の仕事をするシェルパ。 そのシェルパに注目して書かれていることに意義を感じました。 ベースキャンプの標高で5300メートルですから空気はかなり薄いのでしょう。 クレバスに渡されたはしごを見るだけで、常に危険と隣り合わせの緊張した 状況が伝わってきます。 石川直樹さんの他の著書や写真集にも興味がわきました。
投稿日:2022/02/24
あこがれの世界に一歩踏み出すポルパの心の動き、目標を達成するポルパのけなげな努力に励まされます。 エベレスト登山への手はずは、写真家で登山家でもある作者の石川直樹さんならでは。縦見開きいっぱいに描かれたエベレストへの詳細なルートは子どもと一緒に大人も指でたどって楽しめます。 そしてコロナ禍で旅をするのが難しい今、梨木羊さんの細やかな優しい絵が、エベレスト街道を彷彿させてくれます。 シェルパの活動は地味ですが、その丁寧な仕事ぶりは子育て中のパパママの役割に似ているなと思いました。子育ても山登りも、いきなり頂上へはたどり着けません。一歩一歩、一日一日の積み重ねがいつか必ずくる子どもの成長につながります。パパママへのエールにもなる絵本です。
投稿日:2022/02/27
最近では、テレビでもタレントさんが世界の山を登ったりと、シェルパの存在など知る機会もあり、 とても興味深いお話でした。 ヒマラヤの麓で生まれた少年が、初めてシェルパの仕事を達成する過程や山岳民族の暮らしについて。 なかなか知ることのできないお話は、ドキドキや過酷さ、喜び、安堵感などいろいろな感情が湧いてきました。 あれほどの危険な山を登山家の方達が登ることが出来るにも、シェルパの存在があってこそなのですね! 知らない世界を覗き見ることにできる素敵な本でした。
ヒマラヤ登山に欠かせないシェルパの少年、ポルパのお話です。 私が初めてシェルパという名前を知ったのは、『おれたちの頂』という登山漫画を読んだのがきっかけで、もう30年以上も前の話です。 「雪のすみか」の意味を持つヒマラヤは、その名の通り夏でも雪に覆われた世界最高峰の山脈です。 そのヒマラヤと共に生きるシェルパたちを知ることは普段なかなかありませんが、この絵本を通してその仕事ぶりや生活などを知ることが出来ました。 エベレストやローツェといった8000メートル級の山々やキャンプの場所等、見開きを縦に見るページではその高さに圧倒されました。 山の天候は変わりやすく、吹雪の中を重い荷物を背負っての登山は過酷ですが、それを超えて山頂にたどり着いた時の達成感や開放感、世界で最も高い場所から見下ろす雲海と夜明けの美しさをポルパと一緒に味わうことが出来ました。 美しく雄大な山々と、石川直樹さんのシェルパに対する感謝と敬意が感じられました。 シリーズで続編もあるようなので、また機会があれば読んでみたいと思います。
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