絵本好きの私はこの絵本が良本だと知り、子供に読み聞かせてみました。
でも反応は『ふぅ〜ん・・・』って感じでした。
それから主人が食育の為に庭で家庭菜園を始めて、その中に≪いちご≫もありました。
冬が過ぎ葉は茶色く枯れ、春になり葉が青々と茂り始め、白い花が咲き、小さな薄い黄緑色のイチゴが実がなり、真赤になるのを待ち、大喜びで収穫して『美味し〜っ!!』と食べていました。
その後、もう一度この絵本を見せてみました。
すると、前とは全然違う反応。
家のイチゴが収穫されるまでと全く一緒だったので、ビックリするやら嬉しいやらで『家のと一緒だね!』といろいろな事をたくさん喋って、会話がとても膨らみました。
家で育てている他の野菜の絵本はないの?見たいのにな。と聞かれる程でした。
平山さんの描く絵のリアルさが、半年以上見続けてきた子供の心にイチゴの各場面をフラッシュバックさせたのでしょうね。
小さな子供には、実体験してから見せた方が楽しめる絵本のようですね。
大きな子供には、食育の絵本としていいと思います。