「イエコさん」 みんなの声

角野栄子さんのお話に　ユリア・ウ”ォリさんの絵が　最高におもしろい

おばあさんが引っ越して　ひとりぼっちのイエコさん
めちゃくちゃはじけてる　エクササイズ
ネズミの歌も　♪最高です♪
ぱくり　ぺろり　　エクササイズ
イエコさんのヘンシンぶりも　笑えます
「げんきをだして　手と足をのばして　まげて　　みぎ　ひだり」
ワオー！

パンパンに膨らんで　イエコさん
ブブブブブブ・・・・・　〜
あらまあ〜　おならの音ではじけた　
「にぎやかって　しあわせだね　イエコさん」
「そう。　にぎやかって　いけてる　いけてる」
エクササイズ　
イエコさん　　みんなとまた遊びたいんだね！　　ワオ〜！

角野栄子さんの絵本ということで借りてきました。
絵も内容も、なかなかシュールなお話です。

家がネズミや猫やオオカミや豚や男の子を次々に「ぱくり　ぺろり」と食べてしまうのです。
ホラーですよね。

最後は「ぱくり　ぺろり」して遊んでいただけだとわかりホッとしました。

結局イエコさんは一人ぼっちが淋しかったの？エクササイズと称して、できるだけたくさんの人や動物と一緒にいたかったの？イエコさんの強がりが見え隠れする作品です。またおいで、いつでもおいで、がイエコさんの本心だね、きっと。

表紙を見て、外観は気どった家だなぁと思いました。

イエコさんの寂しい気持ちと、パクリとお客さんを食べてしまう
彼女に複雑な気持ちを抱きましたが、
最後はハッピーエンドで良かったです。

ちなみに、４歳の娘は、お話の内容が伝わりませんでした。

この家のイエコさんは、いっぱいの動物たちを飲み込んでしまいます。その姿がうちの子には怖く映ったらしく、「怖いんだけど・・・・」って言ってふとんをかぶって隙間から聞いていました。私もちょっと不思議な感じで、子供が怖いって言ったのが分からなくもなかったです。

次々ページをめくって読み進めるごとに怖い。
最終的に「ごっこ」だったのか〜なんだーと焦りながらホッとした私でしたが、果たして娘にこのオチが伝わってるのかどうか。

きっと分かってないと思います。私でもそういうことでいいんだよね？って半信半疑な状態でしたから。

言葉も正直怖いというかとげとげしくて、絵も奇妙。
オチが分かっていてもう一度読むと、味がある絵本なのかもしれませんがどうももう一度読もうと思えませんでした。
絵がとても印象的で。。

シュールなものが好きな大人が味わう世界かなと思ってしまったので、子供に読み聞かせるのには個人的にはおススメしづらいです。

ちょっとホラーテイストかな？
はじめのうち、そう感じました。
イエコさんが、気に入らない奴をバクバク食べてしまっている・・。
そう勘違いしたので。
この絵本、私も娘も結構楽しんでいますが、
好き嫌いは分かれそうですね。

「魔女の宅急便」の角野さんと、「ぶた」のユリアさんのタッグというと、買わないという選択肢が私にはなかったです。

人がすまなくなったおばあちゃん家のイエコさん。ねずみ、猫、いろんな動物にばかにされてぱくっ。男の子も、おおかみもぱくっ。豚ママもぱくっ。どんどん膨らんだイエコさんは誰かのおならでぱかっと壊れてしまいます。

またすぐ直せるんですけどね・

「またいつでもおいで」
「また　ぱくりぺろり　してあそぼうね」
と終わるので子供も安心できる絵本です。私もこのページまでは騙されていました。本当に食べるつもりじゃなく、遊びだったのね！

娘もぱくり、とエクササイズで面白がっていました。

え〜っ＼（◎o◎）／！
ありえない・・・
ダイエットなのかしら？エクササイズ・・・

あっ！
あのぶたの絵の人だ！！

「バブ〜ン」＼（◎o◎）／！
おならの音だって

おかしい！！
絶対おかしい！！

ぶたさんのこども達も戻ってよかった！

あれ？また戻ってるし
「ぱくりぺろり」ごっこ！？
おもしろいかも！！

なんか、おかしいです

くら〜い気持ちになったら
是非、この絵本を（＾＾ゞ

ひとりばっちが寂しいと素直に言えないイエコさんをいじらしく思いました。本当は、ひとりぼっちが嫌いなイエコさんだと思います。家の中は賑やかな方がいいです。孫が帰った後の寂しいこと、今帰ったばかりなのに逢いたくなってしまいます。付けまつ毛をバッチリと決めたイエコさんは、ひとりでも自分で楽しもうとしているのがいいと思いました。「エクササイズ　エクササイズ」と体を動かすイエコさんを見習いたいものです。「ペロリ遊び」怖かったけれど、結末に大満足でした。