こんな子いるいると思いながら読みました。
そして、この絵本を幼稚園や集団で生活する場で取り入れたらよいだろうなと思いながら最後まで読みました。
幼稚園に入園して間もない子達は、初めての集団生活の中で、少しずつルールを覚えていきます。
でも、中にはこのくまさんのように、自分勝手で、自分の好きなように、人の気持ちも考えずに行動している子というのはいます。
このくまさんは、でも、あれ?何か楽しくない。という物足りなさを感じています。
この気持ちに気づくことはとても大切なことですね。
あれ?楽しくないと思わなかったら、きっと一緒に遊ぼう!なんて気持ちも生まれなかったでしょう。
みんなにありがとうと言われ、自分の大切なくりを分けてあげて喜んでもらって、友達の良さにも少しずつ気づいて行けるところが素晴らしいです。
クラスの中にもくまさんのタイプの子はいるはず。ただダメ!などというのではなく、絵本を通して、人の気持ちに気づくことを少しずつ知らせていけたら良いなと思います。