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やこうれっしゃ」 みんなの声

やこうれっしゃ 作・絵:西村 繁男
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1983年03月
ISBN:9784834009224
評価スコア 4.55
評価ランキング 6,643
みんなの声 総数 61
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61件見つかりました

  • タバコを吸っている人が気になる・・・

    • シーアさん
    • 20代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子2歳

    伊丹市立美術館で、こどものとも原画展がありました。
    そこの物販コーナーで、息子が自分で選んだのが、この絵本。

    実は、この絵本は原画の展示がなかったのですが・・・
    選んだ理由は、絶対、表紙が電車だったからってだけです。
    無類の電車好きなので・・・。

    字のない絵本です。
    昔ながらの夜行列車に、人々が乗り込んでいき、夜を越えて目的地に到着するまでを、絵だけで物語っています。
    子どもと一緒に、「赤ちゃんがいるね」とか「上着を脱いでる人がいるね」「トランプしてる」など、いろんな発見ができます。
    絵から物語を読み取る力や、想像力がかきたてられる絵本ですね。
    息子は、私が教えたことをそのままくり返し、
    「やこうれっしゃってな、よる すすむねんで」
    って教えてくれます。

    昔の絵本なので、夜行列車という設定そのものが古いのは、
    子どもに新しい世界を見せてあげることができて、
    とてもいいのですが、ひとつ気になることが・・・

    それは、車内や駅構内でタバコを吸っている人がいることです。
    今は、所定の位置でしか吸うことができないのではないでしょうか?
    しかも、タバコを吸っている人の割合が結構多い・・・
    タバコは、誰が何と言おうと人体に有害です。
    もちろん、実生活でも、
    子どもがタバコを目にする機会をまったくなくすことは不可能ですが、
    なぜ、子どもが目にすると分かっている絵本で、
    タバコを登場させる意味があるのか・・・
    リアルに表現したのでしょうが、リアルさを追求する方法は他にもあるはず。
    その点だけが、引っかかりました。

    投稿日:2008/08/30

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  • 昭和のかおり

    • 10月さん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子3歳

    昭和の香りがむんむんのレトロな夜行列車の絵本。
    字は無くイラストだけだけど、とある駅(上野?)を発車して
    夜中中走り、明け方に到着するさまが淡々と細かく描かれていて、
    自分のペースで楽しめます。

    乗客たちの荷物や服装にも時代を感じます。
    風呂敷を背負ったおばさまがた、当時流行ってたスポーツバグ。
    「アベック」というような恋人同士が寄り添っていたり、おんぶ紐の赤ちゃん。
    車内の人情味あふれるやりとりがリアルに聞こえてきそうなぬくもりあるタッチ。
    ・・わぁ懐かしい〜・・というか親の私よりきっともっと前な時代の雰囲気です。(昭和40年代くらいでしょうか?)

    夜行列車には私も息子も乗ったことは無いけれど、夜行列車の中はこんなふうなんだねーと、興味を持って
    楽しめる一冊でした。
    大人も子供もいろんな楽しみ方ができると思います。

    投稿日:2008/05/21

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  • やこうれっしゃは知らないけれど

    • AAさん
    • 30代
    • ママ
    • 山口県
    • 女の子6歳、女の子4歳

    西村さんの「おふろやさん」が非常に好評だった我が家。
    字がなく絵でストーリーを追うという点で似ているのでどうかな?と思って借りてきました。

    最初は「やこうれっしゃ」の存在も知らないし男の子のように乗り物にも興味があまりないので、面白くないかなと思いながらちょっと見てみました。
    でも、我が家では期待を裏切らず何回も見ています。
    ちょっと時代は古いのかなという感じがしますが、それはそれで面白いらしくあーだこうだといいながら楽しみました。

    西村さんファンの次女が「お姉ちゃんにも見て欲しい。」
    と長女にも見せたところ、予想以上に楽しんでました。
    もう我が家全員、西村さんにはまってしまっている状態です。

    投稿日:2008/04/12

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  • 自分をみつけた!

    のりもの大好きな息子のために図書館で借りてきました。
    文字のない絵本なので、どう読むかな〜と思っていましたが、息子は大喜び。

    赤ちゃんと小さな子供をつれた一家を自分と重ね合わせて呼んでいました。
    赤ちゃんが夜ないたり、子供が一人で寝られそうにないのを、「おんなじだね〜」なんていったり。
    他にも、トランプをする人、トイレに行く人、途中の休憩で伸びをする人、お弁当を買う人、いろんな乗客の姿がみられて、何度読んでもあきません。

    夜行列車って乗ったことないけれど、一度乗ってみたいな〜と思わせてくれます。

    投稿日:2007/08/31

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  • 男の子向きかな?

    実家に置いてあった、私が幼稚園のころに購入した絵本の中から見つけ、
    読んでみることにしました。
    とはいっても、読もうと思ったらこれは字のない絵本だったんですね。
    一番最初に書かれている子供連れの4人家族がどうやら主人公のようです。
    随所にこの家族が描かれていて、まるで一緒に旅に出ている気分でした。
    昔懐かしい絵のタッチですが、描写が細かく、隅々まで絵を見る
    息子にも大満足、楽しかったようです。
    電車の中の様子が時間の経過と共にしっかり描写されていて、
    「みんな寝てるね」「そろそろ到着かな」なんて会話をしながら
    絵本を読みました。字が無くても充分楽しめます。

    自分が子供の頃の絵本を、息子と一緒に楽しむことが出来て、
    なんだか感無量でした。

    投稿日:2007/08/29

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  • 字のない絵本だけど、息子は2才から大好き

    • ギフトさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子4歳、女の子0歳

    細かな所まで丁寧に描かれていて、乗った事のない【やこうれっしゃ】の事を想像して楽しんでいるようです。
    もしかしたら息子は、ベッドのある電車は絵本の世界だけだ、と思っているのかもしれませんね。

    時間の流れと共に、同じ乗客が何をしているのかたどっていくのを楽しそうに報告してくれます。
    何も書かれていないのに、ちゃんと主人公を見極めているのもスゴイ!と思いました。

    いつか本物の【やこうれっしゃ】(今では寝台列車って言うのかな?)に乗せてあげたいな、と思っています。

    西村繁男さんの字のない他の絵本では【おふろやさん】も大好きです。
    ≪字のない絵本≫の世界の中で、親子で創造性を大いに膨らませて『あーだ、こーだ』とお話しをしてコミニュケーションもはかれて、素敵だと私は思います。

    投稿日:2007/08/14

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    1
  • 一度はのってみたい!

    ある家族が夜行列車に乗って、おじいちゃん宅へ向かうお話。
    夜行列車の中の様子が詳細に書かれています。

    私もなんですけど、未だに夜行列車って乗ったことないんですよね。
    息子は、「やこうれっしゃ」という言葉すらしらず、
    「やこうれっしゃってなあに?」
    ってところから、お話が始まりました。

    まず開いた1ページ目。
    改札口で切符を駅員に渡しているんですよね^^;

    「切符は機械にいれるもの!」
    と思っている息子は、ちょっとびっくり。

    時代差を感じてしまいました(笑)
    でもだからといって全然古い感じはしないようでした。

    電車に乗る前に、お菓子かったりするよね〜。
    この人たちもそうだね!
    といった感じで楽しんでいましたね。

    息子は何よりも電車の中にベッドがある
    っていうことが驚きだったらしく、
    どんなんだろう?
    とすごくわくわくしたようです。

    読み終えたあとに、
    「いつか夜行列車に乗れるといいねえ〜。」と
    思える絵本ではないかと思います。

    投稿日:2007/02/25

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    1
  • 乗り物の絵本というよりは

    文章のない絵本です。同様のタイプの絵本としては、同じ西村繁男さんの『おふろやさん』や長嶺太さんの『かもつれっしゃ』を持っていますが、この『やこうれっしゃ』が一番出動回数の多いものです(『おふろやさん』に至っては、未だに手にしたこと無しです)。
    もともとクルマは好きですが、電車にはあまり反応しなかった娘にこうした列車もの(本書や上記『かもつれっしゃ』以外にも数冊あります)を取り寄せたのは、列車の進行とともに移り変わる日本の風景を味わわせてやりたかったからです。しかし、この『やこうれっしゃ』にはこうした思惑をちょっと外された気もします。というのも、そこに描かれているものは風景ではなく、夜行列車の中で繰り広げられる名も無き一般庶民の「生活」だからです(この点、本書は乗り物の絵本というより、上記『おふろやさん』と軌を一にする作品かもしれません)。それはおよそ子供向け絵本が取り扱うようなものでは無いのかも知れませんが、そのことが逆にこの本の価値を再発見させてくれたように思います。今現在でも上野から金沢へ向かう夜行列車でこのような光景が維持されているのかどうかは不明ですが、それが既に過去のものであったとしても、列車内という日本での一生活空間を垣間見るには右に出る絵本はないのではないでしょうか。
    ただし、絵を見ながら瞬時にいろいろなストーリーを考え出すのは容易な作業ではありません。特に自分から質問することができるようになる前の年齢の子供を前にしたときはなおさらです。従って、対象年齢は本書にも記載のあるとおり、四歳からというのが無難なところなのでしょう。
    今のところ、二歳二ヶ月の娘もこちらが説明する列車内での「出来事」を黙って聞いているだけですが、これから先、言葉が発達し、好奇心もより高まる年齢になったとき、本書を介して風景とはまた異なったいろいろな「日本」を語ってやる機会が訪れるよう期待したいです。

    投稿日:2006/04/08

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  • 夜行列車に乗っている人を描いた字のない絵本。
    ページが進みにつれ場面と時間が変わり、夜行列車に乗る乗客の様子が描かれています。

    寝台の近くで泣いている赤ちゃんをあやすお母さんの焦る気持ちや、眠そうにトイレをする男の子と付き添うお父さんの様子等、人々の様子がリアルに緻密に描かれていて、一人一人の感情も伝わってくるような気がします。
    字がない分想像が膨らむ、手元に置いて何度も繰り返し眺めたくなる絵本です。

    投稿日:2022/07/10

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  • 夜行列車!!!

    夜行列車って、なかなか乗る機会がないので、絵本で感じて知るのもいいものだなぁと思いました。
    絵本の醍醐味って、そういうことも1つに思います。
    夜通し乗る列車、考えただけで子供達はわくわくするのではないでしょうか。
    さすが福音館書店さんだなぁと思える1冊でもあります。

    投稿日:2020/11/13

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