書店で見つけたとき、「愛子さまのお気に入り」というコピーに惹かれて、手にとった絵本です。
娘が、五味太郎さんの「きんぎょがにげた」など、かくれんぼ絵本にハマっていた時期だったのと、色彩の美しさに、迷わず購入した一冊です。
おもしろいなと思ったのは、ひよこやうさぎ、くまなどをモチーフにした絵本は多いのですが、「うずらちゃん」!!うずらの卵が大好物の娘にとっては、意外にも身近な(?)鳥だったため、余計に楽しめたと思います。
かくれているひよこちゃんやうずらちゃんを探す楽しみに加えて、最後ではそれぞれのママと再会でき、ほっと安心できる絵本です。「おばけだー!」のくだりで半泣きになる娘も、おばけの正体がママだったことで、にこにこと嬉しそうに笑いだします。そのギャップが楽しくて、ついつい、「おばげがきたよ!怖い!!どうしよう!」と、必要以上に娘を脅かしてしまう、いじわるなママになっています。