おかあさんだいすき!という内容の絵本が多い中で、
「ぼくおかあさんのこと・・・きらい!」
で始まるこの絵本に、まず衝撃を受けました。
こんなこと言われたらほんとにショックですよね。
でも、その理由がまたおかしい。
親とするとちょっと苦笑いなところもありますね。
自分のことを言い当てられているようなところも・・・。
ママの愛情がたっぷり注がれているからこそ、
子どもは面と向かって「キライ!」って言えるんですよね。
息子は「ママとはけっこんできないっていうし・・・」のページになると必ず、
「ママはパパとけっこんしたから、みっくんとはけっこんできないんだよね」
と一生懸命理解して言ってくれます。
ちょっとくらいダメなママでも、子どもにとってはかけがえのないママ。
忙しく働くお疲れ子育て中のママに、ぜひ読んで欲しい作品です。