「ほげちゃんとおともだち」 みんなの声

みんなが外で遊びに行っている間、大暴れするほげちゃん。おもちゃの世界も子ども同様にいろいろあるようで……。
ゆうちゃんたちがいなくなったとたん、ロボットにやり返して、おっと思います。そこから、どんどん話にひきこまれていきます。
最後はあっという間に友達ができて、ほげちゃん、よかったね。ゆうちゃんがお友達の家にいくたびに、いろいろな展開が期待できそうです。
親子ともに楽しく絵本の世界にひたりました。うちのぬいぐるみたちも娘たちがいない間に、どんな話をしてどんな遊びをしていることやら。ちょっと想像するだけで、ワクワクしますね。

ゆうちゃんのお友達のいえに、ほげちゃんもいっしょにおでかけ。みんながいるときは、おとなしくしていますが、みんながでかけたとたん、キレイなドレスを着せられたほげちゃんがロボットにキレて笑ってしまいました。体をはって、ケーキをキャッチしたおひめさまも、ほほえましいですね。みんなでケーキを食べてしまったのも、おもしろいなと思ました。やさしい色合いでていねいに描かれた絵と楽しいお話でした。

「ほげちゃん」の新刊としり、楽しみによみました。久々のほげちゃんのあばれっぷりをみて、思わず笑ってしまいました。最初に「ほげちゃん」を読んだときの衝撃を思い出します（笑）　ほげちゃんにふりまわされながら、みんな楽しそうでほのぼの。大人ですが、はまります。

主人公のほげちゃんは、ゆうちゃんのぬいぐるみです。
今日は、ゆうちゃんとお母さんと一緒に、ひろくんのおうちに遊びに行きました。

あ！

ゆうちゃんがロボットでほげちゃんを叩きました。
でもほげちゃんは大人しいぬいぐるみですから、何もできません。
だけど、ひろくんとお姉ちゃんのあみちゃん、そしてゆうちゃんとお母さんたちが出かけていくと……。

「さっきは　よくも　やってくれたな！　この　へっぽこロボット！」

さっそく仕返しを始めました。
なんと、ほげちゃんは、激しい性格のぬいぐるみだったのです。

そのあと、ゆうちゃんのおうちのおもちゃたちとケンカを繰り広げるのですが、あることをきっかけに仲良くなっています。

その様子はまるで現実の子どもたちのようで、あっけにとられたり感心したり。
上手く生きていくためには、優しいだけではダメなのですね。

この絵本を読んで、大人の見ていないところで厳しい戦いを繰り広げているであろう子どもたちを、ぎゅっと抱きしめたくなりました。

大人が読むには面白いかもしれません。
深く考えずに楽しむならば。
でも子供に読むことはしないと思います。
家の中におもちゃだけになった時にみんなが騒いで、ゆうちゃんのお母さんが持ってきたケーキの箱を落とし、1個つぶれてしまうんです。
そこでほげちゃんが、みんなで潰れたのを食べたらいいよ、お母さんはうっかりしてるから気づかない、と。
えー、まさかの証拠隠滅！？
こども向けにこれは嫌だなぁて思う私は頭がかたいのかもしれませんが、ちょっとなぁと思ってしまいました。

ほげちゃんのシリーズ、楽しいです。
わくわくして読み、思いきり笑いました。
おもちゃだけになった時の、みんなの行動が
面白かったです。
けんかをしたけれど、仲良くなって
一度にたくさんのお友達ができて良かったとおもいました。
みんなとまた、会えると良いですね。