リサとガスパールに初めて出会ったのが、この本でした。
リサのお家は、あの名高いポンピドゥーセンターにあるのです。
もちろん、ばれちゃダメだから、そうっと暮らしています。
でも、センターが休みの時は、堂々と歩けるんです。
さあ、冒険に出発!
読んでいる私もドキドキワクワク。
すっかりリサになった気分です。
この誰もが知っているビルは、ぜーんぶ私の物なのよ。
いいでしょう!
リサは、本当に女の子なの?!と思うほど、やんちゃ。
でも、とってもチャーミングなんです。
フランス人が、よく女性をほめる時に使う言葉に、
「エスプリ・ペチヤン」という言葉があるのだそうです。
ペチヤンとは、シャンパンがあわ立つ、目がきらきらひかる、才気がほとばしるの意。
まさに、リサのためにあるような言葉ですね。
ところで、リサとガスパールって、想像上の生き物なんですよね?
ということは、リサとガスパールタイプ以外の、
想像上の生き物も、これから出てくるのかな?