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はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

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じごくわらしがくるぞ!」 みんなの声

じごくわらしがくるぞ! 作:塚本 やすし
出版社:マイクロマガジン社
税込価格:\1,485
発行日:2020年10月20日
ISBN:9784867160725
評価スコア 4.23
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  • みんなの心のウソスギくん

    「こっちのドーナツのほうが大きいよ。かえっこしよっか」と妹に。
    「先にパンチしてきたのはおにいちゃんなんだよ」とママに。
    「私は悪口なんてぜったいに言ってません」と先生に。
     うそ。うそ。うそ!
     おもしろはんぶんでつくうそ。
     ちょっと困らせてやるつもりのうそ。
     くるしまぎれのうそ。
     みんなのよい心にかくれているウソスギくんがときどきひょいと顔を出しては「うそをつけ。うそはたのしいな」ってそそのかす。
     でもうそをつくとたいへん! 「じごくわらし」に「うそじごく」につれていかれちゃうんです。「うそじごく」は、それはそれはおそろしいところなんだから…。

    うちの孫たちに「そんなことをすると『じごくわらし』がきて、『きたないじごく』につれていかれるよ」とか、「そんな子は『わるぐちじごく』いきだね」って言うと、目をきょろきょろさせて、あわてています。じごくはこわい。でも、塚本さんの繰り広げるこのおそろしくもサイケで最高に面白い世界は、毎晩でも見たいらしいです。

    投稿日:2020/11/12

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  • 確かにこれなら嘘を付かなくなるかも。

    ちょっと子供が怖がってしまいそうな、というか怖がってしまった絵本ですが、これだけ絵にインパクトが有ればいくら嘘を付くのが多くて困っていた子供でも嘘を付く事がきっと極端に減ってしまうのでは、と思ってしまう程子供達にとっては結構頭に残ってしまう、インパクトが強い絵本だと思いました。この絵本は確かにちょっとギョッとしてしまう絵が有ってちょっと私でも本当にこんなのが急にいたら怖いだろう、と思ってしまうような感じでしたが、嘘を付くのはやっぱり良い事では無いので、この本を通じて嘘を付くと良くないんだ、という事が理解出来てくれたらいいなと思いました。
    嘘を良く付く子には嘘を付く事がきっと少なくなって安心出来ると思うし、嘘はほどんどつかない正直者の子でもちょっと怖い感じの絵本が大好き、という子にはぜひ読んでもらいたい1冊だと思いました。ちょっとしたヒヤヒヤ感、ドキドキ感が味わいたい時に、そして嘘をついてしまって叱られてしまった時等には、この絵本はお勧めです。

    投稿日:2020/10/29

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  • 個人的には、子どもの「うそ」は悪ではなくて、自分を守るための嘘、言葉を知らずにとっさに出てしまった嘘、空想の世界と混ざってしまった嘘…などなど、様々な種類があるので、ある程度は寛大でいたいなと思っています。

    ウソスギくんのついた嘘は、確かにちょっと悪意のある嘘で、お仕置きの必要があるかもしれませんが、うちの娘は「こんな怖いじごくわらしが来るなら絶対に嘘をつけない」と怖がってしまっていました。

    6歳の娘にはリアルすぎたのかもしれないので、もう少し大きくなってから読んであげればよかったなと思いました。

    投稿日:2021/01/20

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  • これは怖い

    ウソで人を困らせるのはいけない事だとは思いますが、執拗にウソスギ君に襲いかかる、じごくわらしの仕打ちには、顔がひきつってしまいました。
    寝る前に読んだらうなされそうなほど、迫力満点でした。
    泣いちゃった子がいたら、ケアが必要かも。

    投稿日:2020/11/30

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  • おじいちゃんのキャラデザが濃い

    嘘は確かに良くない。
    大人も子供に良く嘘つくけど(鬼とかサンタとか色々と)、無闇に人を傷つける嘘はダメというメッセージがあるし、ちょっと怖い雰囲気が子供にウケそうですね。
    それにしても、お祖父ちゃんのキャラクターデザインが絵本全体の雰囲気と少し違っててインパクトありましたが、どういう理由からあの姿にしたんでしょう。気になります。

    投稿日:2020/11/18

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  • 町の中が地獄に?

    子どもも大人もウソをついてしまうことって、ありますよね。でもウソスギくんは、ウソばっかりです。とうとう、じごくわらしがやってきて、町の中が地獄に!?。ウソつき交差点で大変なめにあっている、大好きなおとうさんとおかあさんを見たウソスギくん。やっと反省して、よかったです。インパクトのある絵が、おもしろいなと思いました。小さな子どもにも、ウソはいけないこがわかりますね

    投稿日:2020/11/12

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  • ゾゾゾ〜!

    カオス状態のうそじごくも怖いですが、何と言ってもじごくわらしの登場シーンが怖すぎて、大人の私ですらゾクっとしました。怖がりやの我が子だとトラウマになる事間違いなしなので、読めそうにありません。
    でも実は、一番怖いのは、うそをついている時のうそすぎ君。無表情なのに、どこか薄ら笑いを浮かべているような顔は、とても不気味でした。
    周りの人を困らせ、傷つけるような嘘をつきながら、全く罪悪感を感じない事の怖さが、うそすぎ君の表情に表れている気がします。

    投稿日:2020/11/16

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  • 明るくなったウソスギくん

    表紙のインパクトの絵に惹かれました。
    嘘ばかりついているウソスギくんのお話です。
    対象年齢3歳から5歳という表記がありましたが、小学生でも楽しめそうな絵本。
    教訓的なお話は、このくらい派手で楽しいイラストの方が合う気がします。
    うそをつかなくなったウソスギくんの表情が、パッと明るくなっているのがいいなと思いました。

    投稿日:2020/11/14

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  • 果たしてここはどこ?

    うそをつくとどうなるか?ということを読者に考えさせる絵本です。
    劇画タッチで鮮やかな色彩を使い分けインパクトを出していますが、どことなくコミカルです。夢か現かで出会ういつもと違うみんなは怖いという表情の中にどこか『だめだよお』とたしなめているような表情が混ざってほどよく教えている感じが嬉しいです。まるで知っている人が演じていると分かっているお化け屋敷のような感じで。
    みんなにうそをつかれた自分はものすごく困ってしまうよ、と思うウソスギくん、実はおとうさんおかあさんが大好きで(二人にはうそはつかないのでしょうね)、大切な二人を守るためにうそをやめよう、と思うなんて素敵です。うそをつくのはよくない、と直接伝えない手法は気づきを促すという点で効果的です。
    現代は『こどもは褒めて育てる』という風潮です。その流れに乗ればうそに関しては、『うそをつくと相手が悲しむよ。うそをつかないといいことが起こるよ。』と教えるところでしょう。その中で『ほどよくたしなめて考えさせて気づかせる』本著は今のこどもたちにお勧めだと思います。

    投稿日:2020/11/12

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  • 母は読みながらヒヤヒヤしました。
    娘も聞きながらドキドキしたと思います。
    親も子も心に突き刺さる絵本です。
    読み終わったあと
    「じごくわらし、うちにも来る?」
    やっぱり質問されてしまいました。
    じごくわらしに聞かれているような気がして、否定してあげられませんでした。
    「ウソスギくんみたいに、しんじたほうがだめ、とは思ってなかったよね?ママは思ってなかったよ。」
    ふたりでしっかり再反省しました。
    「今までは反省が伝わって、許してもらえてたのかもしれないね。でも、次はわからないから、もうウソはやめようね。」
    ふたりでしっかり決意しました。
    絵と言葉の迫力にビクビクしながら、何度も丁寧に読み返しています。

    投稿日:2020/11/11

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