「スモールさんはおとうさん」 みんなの声

この本はスモールさんの家族とその１週間を説明した
絵本です。スモールさんは家事も手伝うよいパパだなと
感じました。理想的なお父さん像ですね。
日曜日には教会に行ったりと、ちょっと子どもには
なじめない話もありましたが、一家の絵はかわいらしく
子どもは自分の生活と比べて、同じだなとかいろいろ
感じたようです。

スモールさん一家の一週間を淡々とテンポよく描いている作品です。親の視点からすると平凡に思え、取り立てて描くようなことでないように思えましたが、実際のバタバタしている私たちの生活とは、実はかけ離れているからこそ、娘にとっては新鮮で、またのんびりとテンポよく進むお話が心に響くようです。絵も2色でシンプルですが、そのシンプルさがお話とマッチしていてシリーズで愛されているのだと思います。2-3歳の子どもにぴったりと思います。

娘には大ヒットの本でした。たんたんとしたお話のながれです。お父さんはいろんなことをよくまめにこなします。朝起きておひげをそってから、会社へでかけて、そして帰ってから一休みして、お洗濯ほしたり・・・お話の中に感情の起伏はなく、ほんとうにたんたんとしたお話です。絵がかわいらしく一度はよんでみたいなあと思える本です。

たんたんとした語り調子でお話が進みます。心の起伏もなく、スモールさんの日常のようすが描かれています。絵もたんたんと、でも、かわいらしく描かれています。物語に起伏もないのに、なぜか惹かれてしまう本です。小さいころは絵を楽しんでいましたが、今では、読むたびになにか発見があるようで、たんたんとが逆にいつも新鮮でいいのかも。