春の季節になったら読みたい!と思う絵本です。
「おなべおなべにえたかな。にえたかどうか食べてみよう。」というフレーズの繰り返しが、絵本の世界に引き込んでくれます。そして何よりお鍋の表情がいいですよ!
スープの番を頼まれたのに、味見をしていたら、いつのまにかスープが空っぽ!
「ある、ある、そんなことはある!」という気持ちと、絵本を良く見てみると、「毛虫さんやら、ありさんやら、もぐらさんやら、そんないっぱいで味見してどうするのよ!」と思ったり・・・本当楽しませてくれます。
その後は、ありさん、もぐらさんなども含めみんなで協力して、お鍋のいうのとおりに作ったら、おばあちゃんが帰ってくる前に、おいしいスープの出来上がり。
料理の手順とか、協力することとか、春の季節感など、色々な要素のつまった絵本です。
こんなおなべがほしいです。