「ニマと おにばば」 みんなの声

ネパール　　ヒマラヤの高い山の上のお寺
和尚さまのもとで修業をしてる　男の子ニマは　水を求めて
「でこぼこ岩」の泉をめざします

和尚さまは　おにばばに気をつけろ「自分を信じて、おそれず立ちむかう者は　だれよりも強い」という仏の教えを思い出して行きなさいと

途中、であったおばあさんにリンゴをあげたお礼にもらった仏像

やはり　「でこぼこ岩」にはおにばばが変装してしてニマを食べようと

日本の昔話　やまんばが出てくるのと　よくにています
ニマは勇敢に　おにばばに立ち向かい
小さな雪綿になった　おにばばを　　おばあさんにもらったぶつぞうにおへそに入れるのです

ハラハラドキドキですが　ニマは　とても勇敢でした
そして　仏の目からながれる涙の水を持ち帰るのです

迫力のある絵に　圧倒され　お話を読ませてもらえました
皆さんにもおすすめの本です！

黒い背景の、迫力あるイラストに惹かれ、手に取りました。
ヒマラヤ山麓の寺に暮らす、少年僧ニマの物語。
井戸が枯れてしまったので、ニマは和尚様に教えてもらった泉へ水を汲みにい気ます。
しかしそこには、人を喰うおにばばが住んでいるのです。
「自分を信じておそれず立ち向かうものは、誰よりも強い」という仏の教えを思い出しなさい。
という和尚様のセリフが心に残りました。
日本の昔話３枚のお札に似たお話でした。

チェン・ジャンホンの描く絵本はどれも迫力に溢れています。
表紙からして期待させる絵本です。
内容は、どこか「三枚のお札」を連想させる展開で、おにばばは山姥に置き換えられるかもしれません。
そのおにばばの恐ろしさのわりに、お話の盛り上がりが簡単に収束してしまうのが物足りなくも感じました。
しかし、ヒマラヤという辺境の地で、いかに水が大切かを考える材料となりました。