日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)
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赤羽末吉さんの挿絵こそがこの作品の魅力を、最大限に引き出しているでしょう。まさにご飯に味噌汁です。 ゴーシュの自信なさげで真面目な表情がいいですね。 最大の被害を被った?猫とかっこうも絵本から飛び出しそうです。子だぬきがセロをぽんぽんと叩くところは、何度読んでも顔がほころんでしまいます。 公演が終わって家に帰ってきたゴーシュが窓に向かって、「ああ、かっこう。あのときはすまなかったなあ。」とつぶやくシーンも、このアングルですよ!イメージ通りですよ! 温かく優しい気持ちになります。
投稿日:2007/10/08
宮澤賢治作品の中でも有名どころの物語に、 赤羽末吉さんが岩絵の具と不透明水彩で描いた絵を添えた作品。 楽団でダメ出しばかりのセロ弾きのゴーシュ。 家で練習していると、夜な夜ないろんな動物たちがやって来て、 その相手をしているうちになぜかセロが上手になっていたのですね。 これは不思議なファンタジーです。 セロ弾きでもあった宮沢賢治ならでは、でしょうか。 古風ですが、味わい深い絵が印象的です。
投稿日:2024/07/22
私が昔から知っているのは、茂田井武さんの絵の作品ですが、他の画家さんもイラストでも味わってみたくて、読み比べてみました。 赤羽末吉さんのイラストは、深みのある色合いで、厳かな雰囲気。一文に2ページ使うなど、構成もドラマチックです。 少し大判のサイズなので、大勢への読み聞かせに使うのも良さそうだなと思いました。
投稿日:2021/11/24
賢治の話はどれも好きですが、音楽(ピアノ)を習っている姪っ子にはこの絵本が喜ぶだろうと思って、寝る前に読んであげました。途中まで読んでは眠り、途中まで読んでは眠り、全部の話が完結するまで3日もかかりました。 最初聞きにきた猫にはとってもひどいことをして、かっこうには少し悪いことをして、たぬきには普通で、最後のねずみにはパンまでやっている。この順番が反対だったら意地の悪い物語になったでしょうが、悪い→優しいで正解。ゴーシュが動物たちとどうかかわるかで、ゴーシュの優しさを感じます。そしてゴーシュは動物たちに音楽を教えているようで実は動物たちから音楽を教わっていたのかもしれませんね。 最後のページで、その場にいないかっこうに謝るところでなんともいえない気持ちいい余韻が残ります。
投稿日:2010/08/10
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