「カユイカユイ たぬきせんせいのびょうきのほん」 みんなの声

ちょっと長めの話だけれど、日頃誰もが感じたことのある『かゆい』についてとてもわかりやすい話でした！
今の時期多いあせもやとびひについての話もあり、子どもにとっても身近に感じるのではないかなぁと思います（＾-＾）自分自身もよくかゆくなるので、興味を持ちました。大人が読んでも「なるほどなぁ〜」と感じると思いますよ。
最後のページに書かれてある文章にも、「そうだよなぁ」と共感し、素敵な治療法だと思いました。それが一番の治療法かもしれません。
泥で汚れること、草や花、木と遊ぶこと、虫たちと遊ぶこと、汗をかいて遊ぶこと、などを子どもたちから『汚いからだめ』『汚れるからだめ』などと言って奪ってしまったら、子どもの皮膚も強くなれないんじゃないかな、と感じました。

　幼稚園に行っていた娘のアトピーがひどかった時に、図書館で見つけて読んであげました。
アトピー以外にもいろいろな原因で、皮膚がかゆいと感じることがあります。それを小さい子供にも実にわかりやすく教えてくれます。自分の体がどうしてかゆいのかということを理解させるのに、とてもよいと思いました。

たぬき先生のお話は子供にわかりやすく「かゆいこと」について書かれています．どうしてかゆくなるのか，どうすればいいのか．読み聞かせながら「へえ〜」と言ってしまいます．

小児科や皮膚科においてあると、とても便利ですね。
置いてあるところも多いかもしれません。
我家では、長女が自分で図書館で選んで借りました。
小学生低学年くらいには、こういった体のしくみのような本は人気のようですね。

カユイものにも色々な種類がありますね。
本の中では、まさに次から次へとカユくなりますが、子どもの頃ってカユくなる病気って多いですね。
一つ一つの原因や、対処法が子どもにも分かりやすくのっているので、勉強になります。
自分自身がアトピーのお子さんにも、そして、アトピーと無縁のお子さんがアトピーについてを知るのにも、おすすめです。

文中、カユクなる表現で「ムジムジしてくる」と度々使われているのが、子どもにはウケてました。
地方にもよるのかもしれませんが、我家では「ムズムズ」に慣れているためです。
でも、ムジムジもなんだかかゆそうですね。

先日シリーズの「ゲーとピー」を長女が借りてきて、面白かったためか、こちらも「ほかのがあったよ」と借りてきました。
このカユイも我が家でもしょっちゅうおこること。乾燥肌ですぐかきこわしてしまう上の子、湿疹をみつけるといじって悪化させてしまう下の子に、「かいたらだめだね。」と説得力がありました。

かゆいかゆいが子どもに優しくかかれています。保育園で読んできた娘の方が、こういうときにはこうした方がいいと、教えてくれたくらいです。アトピーや、あたまじらみ、蕁麻疹、むしさされなど、たくさんのかゆみがありますが、子ども自身が、これはこういう病気（症状）だから、こうしていくんだ！となっとくしていくので、それがわかるようになってくる４歳くらいから、お薦めの本です。

これは、アトピー性皮膚炎で悩むお子さんにお奨めかも知れません。息子は、アトピーじゃないですが、乾燥すると背中を痒がったりしますので、なんか親しみ感がありました。
たぬき先生みたいなお医者さんがいてくれたら、親も子も安心しちゃうなーと思いました。

じんましん、アトピー、しらみ、虫刺され、あせもなど子どもがなりそうなカユイをやさしく、カンタンに教えてくれています。
特にアトピーだからと怖がり過ぎなくていいということも書いてありますのでアトピーで悩んでいる親子にオススメです。かくいうわが息子もアトピーですが、親に「かいてはダメよ」、と言われるよりも、本に書いてあるほうが効くらしく「たぬきせんせいが、かかないほうがいいって言っていたよね。」という方がよかったのです。