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どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

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チロヌップのきつね」 みんなの声

チロヌップのきつね 文・絵:たかはし ひろゆき
出版社:金の星社 金の星社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1972年
ISBN:9784323002316
評価スコア 4.67
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みんなの声 総数 41
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41件見つかりました

  • 「絆」

    『チロヌップのきつね』は極限状況における親子の主に「絆」をテーマとしている物語です。
     チビコが鉄の鎖に捕まって罠にはまってしまったとき、お父さんギツネは自分の安全を省みずチビコに近づいてきた兵隊(人間)に向かっていくことでチビコを助けようとしました。
     また、お母さんギツネは罠にはまって動けないチビコにお腹を空かせないようにとチビコのもとに餌を運んだり、寒さから守るため雪から守るように寄り添いました。
     お父さんギツネの行動も、お母さんギツネの行動もどちらとも、親の子を思う気持ちがひしひしと伝わってきます。
     生きていく上で、受け入れなければいけない運命に直面することがあります。この物語はそういったものを感じさせ、読み終わったときとても胸が熱くなる作品です。

    投稿日:2009/04/22

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  • 感動!!!

    やっぱり絵本は狐のお話が何故か多いのですね。
    とても感動できるお話だし、とても素晴らしいと思います。
    このような素晴らしい絵本に出会えて良かったと思っています。
    戦争が狐達を悲しい運命に追い込んでいくのですが、どうして戦争なんてするのでしょうか?と思いました。
    チロヌップのシリーズは沢山出ています。

    投稿日:2008/10/26

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  • 考えさせられます

    戦争の時の話で、戦争は人間だけではなく動物にも被害が合った事を書いている話です。
    こぎつねが人間の仕掛けた罠に捕まってしまい、一生懸命えさを運んでいる姿が印象的でした。
    子どもも、何できつねさんを撃とうとしたり、捕まえたりするんだろう?と疑問を抱いていました。
    考えさせられる絵本でした。

    投稿日:2008/10/15

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  • 親になってわかること

    子供の頃に読んだことがあったのですが、いま母親になってからこの絵本を読み返してみて、あまりの切なさに涙が出ました。
    子供の頃には、悲しいお話だなぁ…と漠然と感じていたように思います。
    戦争の悲惨さ、その戦争を起こす人間の愚かさを以前より、より深く感じました。
    まだ娘は0歳なので、もう少し大きくなったら是非読んで欲しい絵本です。そして、大人になってもう1度、読み返してみて欲しいと思います。

    投稿日:2008/06/16

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  • 優秀な動物記録映画

    • doruさん
    • 40代
    • その他の方
    • 兵庫県
    • 姪7歳

    北のチロヌップにきつねの夫婦に子供が2匹生まれます。最初この本のことは知らなかったので、きつねの家族が苦労するけれどみんな元気でわきあいあいと育つという絵本だと思っていました。でも違いました。きつねたちの毛皮や肉をとりにくるために死んでいく話しでした。家族愛 と 戦争 この2つが結びついたとき悲劇がきつねの一家を襲います。優秀な動物映画のように人間は端役で登場して、きつねの一家を見ているうちに悲しみが倍増します。2年生のちびには早すぎたようで(かわいそうなぞうも気に入らなかった)後2.3年してから読んであげるようにします。

    投稿日:2008/05/01

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  • 悲しいきつねの運命

    • 花ぶらんこさん
    • 40代
    • ママ
    • その他
    • 男の子12歳、女の子9歳

    作者が昭和19年(太平洋戦争の最中)に実際に島に上陸し
    たくさんの狐に出会ったのにも拘らず
    密漁の仕掛けたわなで彼らの命が奪われたのでした。
    その怒りの元がこのお話だそうです。
    柔らかいイラストとは対象に
    子ぎつねのちびこが迎え入れなければならない
    非情さに怒りを感じつつ
    動物達の環境問題を考えずにはいられませんでした。
    もちろん戦争のことだってそうです。
    このお話で色んなことを感じ取って欲しいです。

    投稿日:2007/12/05

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  • ちびこが残してくれたもの

    • エリザベスAさん
    • 40代
    • その他の方
    • 広島県
    • 女の子17歳、女の子15歳、男の子13歳

    戦争のもたらす悲しさ、辛さ、理不尽さ...。
    北海道の孤島で平和に暮らしていたきつねの親子が生きようとする姿や、親が子を守ろうとする姿を通して戦争がいろんなものを奪っていくいかに残酷なものかを改めて感じ胸が痛みます。
    ラストの、きつね桜が咲き誇る丘で“ちびこ”の赤いリボンを見つけたおじいさんとおばあさんの立ち尽くす姿に、たくさんの思いが交錯し、5年生のクラスで読んでいて声がふるえてしまいました。
    戦争は昔のこと?
    今も世界には戦争をしている国があって、たくさんの人が家族と離れ離れになったり体も心も傷ついています。
    人だけじゃなく動物や草木だって泣いています。
    戦争はいけない!
    みんな仲良く暮らしたい!
    みなさんの一人ひとりがそう願うことで世界平和は絶対に実現できると私は信じています。
    長いお話だったけど心をこめて読みました。
    最後に、「ちゃんと聞いてくれてありがとう。」
    の言葉を添えて一礼。
    大拍手でした!

    投稿日:2007/11/30

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  • 小学生ぐらいからの方がお勧め

    4歳5歳6歳児からと裏表紙に書かれていたので5歳の娘に読んで聞かせたのですがお話の内容が難しかったようです。ページを進めるごとに説明をしながら読みました。例えばどうして人間が鉄砲できつねをうつのかとか。幼稚園児よりも小学生ぐらいからのほうが理解しやすいと思います。

    投稿日:2007/10/23

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  • 子供のころに読んだ本

    動物の視点からとらえた戦争を描いています。

    私が子供のころに読んで、とても胸が痛くなったのを覚えています。戦争はいつでも一番弱い立場のものたちが犠牲になっていくことが、小さいながらもおぼろげに理解できたことを思い出します。

    戦争を直接人間の立場で教えるのではなく、動物の立場で教えるお話なので、いま2歳の息子が、もうすこし大きくなったら読んで聞かせたいと思っています。

    投稿日:2007/08/10

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  • 母の強さ

    • キャメさん
    • 20代
    • その他の方
    • 栃木県

    罠にはまった子狐に毎日餌を運ぶ母狐。

    罠を外してやることはできないけれど、こうして通い続ける母の姿に子狐はどれほど勇気付けられたことだろう。

    背景は戦争ですが、戦争の恐さだけではなく、そんなときにも発揮される母の強さを感じることができると想います。

    もちろん涙なしでは読めません。

    投稿日:2006/12/29

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