ケンカのあとの気持ちを描いた絵本。
悔しくて涙が流れる。うっすらと目をあけるとまつげのむこうに海が見える。
ドキューンとやられた! そんな風に世界が見えるのか!
「ぼく」のストレートな気持ちが書かれていて、読んでいて気持ちがよかったし、おもしろかった。
息子は友達とケンカしたことは数少ない。
「ぼく」のように泣くほどのことはない。
いつか、そんな日がくるのかもしれない。
そんな時は この絵本の記憶が蘇り、どこかで空を見上げてるかもしれない・・・ そんな風に思った。
飛行船が「ぼく」に問いかける言葉は、親として子供に投げかける言葉としてすごく参考になった。
やっぱり言い方って大切だ。
子供が自分で問題を解決できるような会話のキャッチボールを心がけたいと改めて思った。