「また！ねずみくんのチョッキ」 みんなの声

　これはやっぱり「ねずみくんのチョッキ」を読んでから読むことをおすすめします。
　また　ですね。「又貸し」。
　ねみちゃんが責任を取ろうとしている姿が可愛いですね。

ねずみくんは今度こそチョッキを貸すのを断ります。でも大好きなねみちゃんには貸してあげ最後にはぞうさんにぴったりなサイズになって・・・。ねずみくんとぞうさんが一緒にチョッキを着れるようにねみちゃんがんばれ！

今度は絶対に誰にもチョッキを貸さないぞ！とねずみくん。みんなに「ダメ！」ときちんと断りました。
でも、大好きなねみちゃんには貸してしまったんです・・・。
そうとは知らずに、ぞうくんのチョッキをみて「いいチョッキだね」だって（笑）
最終ページで、ねみちゃんが、一生懸命なとこがすごくかわいいかった。

また、お母さんが編んでくれたチョツキがまたしても悲惨なことになります。今度は、誰にも貸さないつもりでいたけど、ねみちゃんに言われてつい貸してしまい・・・・。次々にまた貸しされてしまい、ぞうさんが着ているのがまさか自分のものだとは気が付かないねずみくんが気の毒です。最後のページのねみちゃんが、また笑えました。親子で大好きです。

普通、一発バーンと、ヒットした２作目以降って、本でも、映画でもなかなか１作目と肩を並べるのは。難しいですよね。
でも、このシリーズはちょっと違うかも。
同じパターンなのに、なぜか、楽しい、面白い。
そこには、ねずみくんの気持ちの優しさと、ねみちゃんやぞうさんのキャラクターの面白さが加わっているからじゃないでしょうか？
伸びて、色褪せたチョッキを着たぞうさんに、「いいチョッキ見つけたね」と、声をかけているねずみくんの表情が、またいい。
そしてまた、最後のぺージで、ねみちゃんが大汗かいて、チョッキを編んでいる姿も微笑ましい。

大好きなねずみくんシリ−ズ。これも、よかったです。
また、お母さんがあんでくれたチョッキ、ぞうさんには貸さないよ。でも、大好きなねみちゃんならいいや、と貸してあげます。ねみちゃんから、他の動物たちに次々に渡って、とうとうぞうさんの着れるくらいにのびてしまいます。そこへやってきたねずみくんは・・・？
ぞうさんと、ねずみくんがるんるん気分でスキップしてるシ−ンがあって、すごくかわいいです。それだけでも、充分いい絵本だなあと思うのですが、さらにラストシ−ンのねみちゃんが、とってもかわいくて、すっかりねみちゃんのファンになりました。
このシリ−ズは、２才の次女が暗記するくらい気に入っていて、遊びの中でもたびたび登場します。（「いいチョッキだね〜。ちょっと貸して。」「だめだめ。」などと、きょうだいで言い合ってます。笑）