「影の縫製機」 みんなの声

エンデのファンですが、この本は初めて読みました。エンデの詩にシュレーダーの絵が描かれています。幻想的だったり、ユーモアがあったり、哲学的だったり・・・様々にうけとれる詩。特に道標がすきでしたが、きっと、読む時々で受け取り方、好きな詩もかわってくるかも。絵も独創的でいいです！　手元において、時間をかけて読みこみたいので、欲しいと思ったら絶版でした。ぜひぜひ、復刊してください。

「モモ」「はてしない物語」で有名なミヒャエルエンデ。
こちらの本はそんなエンデの言葉が１冊になっている本です。
大人がゆっくり一人で読みたい，そんな本に思いました。
ビネッテシュレーダーが描くイラストも，また深みを与えているように思いました。

人生を語って深みがあるようなないような、エンデの言葉巧みさに振り回されるような詩集です。
哲学的であるような、厭世的であるような、饒舌さを、ビネッテ・ジュレーダーがピッタリな絵で語ってくれました。
シュールな世界です。