遠くの方から、男の子が飛んできました。
頭がゴムでできている
「ゴムあたまポンたろう」です。
山に、ポン!とぶつかると、ポンたろうは、ぐんぐん飛んでいきます。
今度は、野球のバットのような大男の角にあたり、また飛んでいきます。
今度はどこへいくんだろうと気になります。そして、このポンたろうって、いったいどんな人?
とにかく、気になることだらけ。どこまで行くの?どうなってしまうの?いくら心配しても、ポンたろうは、同じ顔をして飛んでいくのです。
頭の中が、いっぱいの?になっても、ポンたろうは、どこまでも行ってしまうのだろうなと思っていたのですが、ある場所でゆっくりと休むことに…
色鮮やかな色調に、気持ちもついつい高ぶってしまいますが、最後は、ちょっと、心も安らぐはずです。