「ぼうし」 みんなの声

こんな形の帽子ってあるの？っていうような形の帽子たちがなんとも言えないです。誰の帽子かほとんどわからないような感じだけどそれがまた誰のかわかると嬉しいんです。
こんな風にひとりひとりに合った帽子があったら面白いですね！

　色も形も違う帽子をかぶって誰かがやって来ます。
　ワニだったり、ウサギだったりと体の一部が見えていて、それを当てながら読む本です。
　ちょっとした、ドキドキ感があって面白かったです。

いろんなかたちのいろんな色の帽子が、「とことこ」「ぴょんぴょん」「するする」...と登場する姿もかわいらしい、ほのぼのした絵本です。生き物のように登場する帽子ですが、中にはいろんな動物さん。特徴的なのは、わにやへびといった怖そうなイメージの動物に「ちゃん」をつけてあるのに対し、うさぎやとりやあひるにはついていないんです。そうすることで全体に統一感が出ている気がします。
みーんなかわいい、みーんなほのぼのの、読み手がしあわせになれる絵本です。

ぼうしが大好きな娘。お人形に自分のぼうしをかぶせてはご機嫌です。その娘にぴったりはまったのがこの絵本。いろいろな動物たちが、ユニークな形のぼうしをかぶって登場します。
娘にはぼうしに隠れている動物をあてるのが楽しいみたい。動物たちは、ぼうしでいないいないばぁをしていると思っているようです。
最後のページに並んだみんなのぼうし、形も色も様々。見比べてみると楽しいですね。ちゃんとうさぎのぼうしは、長い耳がちゃんと治まるように、穴が空いているんですよ。

手頃な大きさといい、明るい色調のかわいい絵といい、帽子（をかぶった動物）が歩いたり、とんだり、泳いだりするとこといい、次女の感性にぴったりだったようで、借りてきたその日に、何十回読まされたことか・・・。
おかげで、どれが誰の帽子かすっかり覚えてしまい、今度は次女が上手に読んでくれます。
でも、本人はぼうしかぶるの、何故か嫌いなんだよね〜。

これは帽子の絵本です。いろんな動物が（意外な動物が）お気に入りの帽子をかぶって生活しているところを絵本にしてあります。
イラストは荒井良二さん。
中でもへびに帽子はうけましたね。
近ごろは紫外線がこわくて、親子共々帽子が手放せませんが、そのうち本当に動物達も帽子をかぶっちゃうかもねー。

へびやあひる、ことり達のぼうしがでてきます。はじめに　ぼうしをかぶった動物がでてくるので　「なんの動物のぼうしかな？」とあてっこをしながら読めます。