「ぼくのちいさなともだち」 みんなの声

文章は少ないのですが、とても深いお話で、じっくり読みたい一冊です。
ねこちゃんのお魚さんへの無償の愛が本当に素敵です。
小さな友達は、いつまでも小さくはないのですが、それでもねこちゃんにとっては、いつまでも小さな友達なんですよね。
親にはこの気持ちは共感出来ると思います。

子供は、「もう小さくないのになー！」と不思議そうでしたけど。
大人の方が心に響くお話ではないでしょうか。

金魚ばちに入った魚にネコが、ぼくの友だち、大好きだよという場面から始まります。その魚がどんどん大きくなって、ネコは魚を海に放します。最初の設定や、ネコと魚の関係がわからないので、子どもは？？？はてなマーク出すだろうな…

ねことさかながともだちというところが意外で面白いです。
ねこがとてもさかなの事を大切に思っている気持ちが、本当に切ないくらいに伝わってきます。
大切に育てる所、かごの中の鳥状態ではなく大きな海に放ってあげるところ。でもやっぱり淋しい気持ちなど、まるで子を思う親の気持ちだと思いました。そして、とても嬉しいのはそのねこの気持ちをさかなもちゃんとわかっているところ。そんな親子になりたいと思った素敵な絵本です。
絵がとても綺麗で、短い文章だけどねこの気持ちが絵から溢れている感じで伝わってきます。何度も読み返したくなる一冊でした。

文章が少なめですが、ねこが友だちの魚のことが大好きであることがとてもよく伝わってきます。

私は、ねこの魚に対する気持ち、特に「おどんなに　おおきくなっても、やっぱり　きみちは　ぼくの　ちびちゃん」という言葉が、自分が息子に対する思いと重なってしまいました。

相手が変化・成長してもやはり好きでいられる関係、それが本物なのかなと思います。

絵がとても優しく内容的にも癒し系だと思います。

図書館で見つけ、絵に惹かれて借りました。
仲良しのねことさかなのお話です。
文字は少ないけれどとても深い内容のお話だと思います。
ねこのさかなへの想いは友達としてなのか親子としてなのか・・・
私的には親子の愛情をとても感じる絵本でした。
子供たちは意味はあまりわかってなかったかもしれないです。
大人向けの絵本かなって思います。
私のお気に入りの１冊になりました。

とにかく絵に惹かれた絵本です！
本当に、１枚のページが１つの絵になりそうな感じで、全部のページの右下にアンドレ氏のサインも書かれているんですよ♪
この表紙もインパクトが大☆
ねこと魚がキスをしてる絵に、どんなお話？と思いました。
大好きという気持ちがたくさんのあったかいお話です。

題名には｢ともだち｣という言葉があるけど，読み手によって、２人（２匹？）の関係が色々感じられるんじゃないかなぁ、と思います。