優しさのバトンを次々と繋いでいく、
そんな小学生たちに感動しました。
以前、主人公の山アさんの紹介をテレビで見て知っていたのですが、絵本になっているとは知りませんでした。
目の病気で視力を失ってしまったが、働き続ける決心をされた山アさん。私だったらどんな決断をしたかな、そんなことを考えながら読んでいました。
ある日、「おはようございます」とかわいらしい声が聞こえてきました。そして、「バスが来ましたよ」とお知らせもまでも。
それから毎日、小さな女の子はお知らせをし続けてくれました。
その女の子の優しさのバトンは、三姉妹の妹たちへ繋がれていきました。そして、それを見ていたお友達へとリレーされていき、10年以上続いたそうです。
自分が小学生の時にこんなことできただろうか、声をかけた小学生の優しさに触れ、うるっとしてしまいました。
私が読みたくて読みましたが、1歳の娘とも一緒に読みました。
話の内容はまだわからないと思いますが、優しいタッチの絵を微笑みながら見ていました。
娘が大きくなったら、また一緒に読もうと思いました。