「いつもいっしょに」 みんなの声

2歳の子に丁度良い長さで温かいお話をと思い買ってみたのですが、予想以上に小さな子供でも胸に響くものがあったらしく神妙な表情で聞き入っていました。くまが感情をぶつけた時は息子もうさぎのようにびっくりし、くまの料理を美味しそうと言ったり、うさぎがいなくなったページでは本当に心配していました。言葉だけではなくかけがえのない存在というのはただ一緒にいられるだけで最高の喜びなんだと教えてくれる絵本です。大人でも難しいです。つい子供に期待や希望を膨らませてしまうけど、あなたがいるから私はそれだけで幸せだと伝えられているか・・振りかえ考えてしまいました。ただ最後はくまがうさぎを抱きしめるシーンにホッとして切なくなりました。

最初ってなんでも嬉しかったりするのに、時間がたったりすると当たり前になって、そのことに喜べなかったりしてしまいます。親子関係でも当てはまったりしませんか！？この本を読んで、子供が生まれた時の新鮮な喜びを思い出しました。

大人向けかなと思いました。
私は親と子として読んでみました。
親としてこんなにしてるのに、って思うことありますよね。
でも子供がそばにいて笑っているだけでいいんです。
うまく出来なくても美味しいって言わなくても
そばにいてくれるだけで幸せです。
心がじーんとしました。

子どものために書かれた絵本だと思いますが、
内容は大人向けというか、
大人の方が、実体験を伴って胸に迫るものがあるかもしれません。

最初は大事な人の存在そのものが幸せだったのに、
そのうち欲が出てきて、
疑心暗鬼になったり、見当違いに八つ当たりしてしまう。

くまさんの気持ち、誰しも経験した事があるのではないでしょうか。
特に、恋愛中に･･･。

この絵本の「ただそばにいてくれるだけで幸せ」というのは真理ですが、
「言葉にしてこそ伝わるものがある」ということもまた、ひとつの真理。
“伝える”ということも、私は“思いやり”だと思うのです。
私だって苦手なのですけれど。。。

くまさんの心模様だけでなく、
うさぎさんサイドの心模様も知りたいと感じました。
話す事が出来ないなど、バックグラウンドがあるのでしょうか･･･？

思わず、泣きそうになりました。

ずっとひとりぼっちだったくまのところに

うさぎが現れる。

そこから毎日楽しい日々が続くのに

今度はそれに慣れてしまい、

ついつい欲を出してしまう。

でも子供に読んであげるには

いい絵本だと思います。

最後、泣きそうです。

ある日、訪ねてきたうさぎのためにくまは精一杯、料理を作って毎日歓待します。仲良く栗拾いに出かけるまでになりますが、うさぎは一言もしゃべってくれません。気持ちが知りたくて悩むくまは、悲しんで言った一言でうさぎが泣いていなくなる、、、という夢を見ます。大切さに気づいたくまですが、夢と知って一安心。

愛を言葉で確かめたくなるのは人の常ですが、言葉にならなくても、愛情ってあるんじゃないのかな？とか、愛情を言葉にしてもらえなくてもそばにいるだけで幸せなんじゃないの？とか、当たり前のように思いがちな幸せについて、大切さを教えてくれます。

娘にもいろんなものに感謝するように、幸せをなんにでも感じられるように育って欲しいと思うので、この本はとても買ってよかった本です。買って損はしないと思うのでおすすめです。

いもとさんらしい、ほっとする絵で、子供だけでなく大人の心もなごませてくれます。

でもうさぎさんはどうしてしゃべらないんでしょう？クチのきけないうさぎさんなのかしら？ちょっと気になりました。

　夫が本屋さんで買ってきました。

　私はいつも夫に「そう思ったならちゃんと言葉で言ってよ」と言ってしまいます。まるで、くま君のように・・・

　でも、分かるように言ってと相手に求めるのでは無く、自分が相手を理解する思いやりや寄り添う心が大事だと、ラストシーンには泣いてしまいました。

祖母が2歳の娘のために選んでくれた本です。


しかし、大人の私がぐっときました。
心あたりがあるというか、思い当たるというか、くま君と同じような思いをしたことがあるから。

「そばにいてくれる」ありがたさってついつい忘れがち。とても大切なメッセージが含まれています。

子供から大人まで、出会えるとよい本だと思います。これから娘の成長に合わせて長く読んでいけるし、また私もこの本が教えてくれる気持ちを忘れないために、自分のためにも読み続けたいと思います。

本屋さんで横積みになっているこの本をふと立ち読みしてみて・・・
泣けた・・・
思わず衝動買い。よく読んでみました。
くまさんもうさぎさんも絵がかわいい。うさぎさんの目がキュート。
絵本の紙質も上質そう。
内容はもちろん、大人の方がよくわかるかも。2歳半のベイビーズにはちょっと早すぎたかな。でも、ときどき読んであげて徐々に内容がわかってきてくれたらうれしくなりそうです。

７歳の娘が図書室から借りてきて、
絵本ナビで気になっていた１冊でしたので、
私も早速読ませてもらいました。

声に出して読むとくまさんの気持ちに感情移入してしまい
途中で声が出なくなってしまうほど、切ない気持ちでいっぱいに
なりました。

うさぎさんのいつもニコニコした表情は
一人ぼっちだったくまさんの心をどれだけ明るくしたことだろう。

愛を与えることのできる素晴らしさと、
与えるだけでは辛くなってしまう切なさ
でも、やっぱり、いつもいっしょにいるだけで
幸せなんだと気づく・・・。

人間だれもが持っている感情を見事に表現。

７歳の娘はどんなふうに感じたのかしら？！
たしかに大人向けの１冊でもありますよね。