細長い、青の綺麗な絵本です。
娘が理科で月の観察を始め出し・・急に思い出したようで久しぶりに取り出していました。
私の大事な1冊ですが・・子どもたちも大好きで小さい頃よく読んでいて少々ぼろくなってきて・・もう1冊ほしいなぁ・・と思っている本です。
空のお月さまが下(地面)にもおつきさまがいるのを見つけ、月のぼうやに連れてきてほしいと頼むのです。
つきのぼうやは上から下へだんだん降りてきます・・・
お話もだんだん降りてきます。月のぼうやが降りてくるときちょっとした冒険があり・・子どもたちはそれがとても楽しいようです。
我が家の子どもは小さい頃、お月さまはとても不思議なものであこがれでした。
なんと歩くと自分についてくるからです。
その時この本に出会い・・「お月様は一人で寂しいからぼくについてくるんだね。遊びに来て・・って言ってるんだね・・」って・・息子の言葉がその当時の日記に書いてあります。
夜、みずたまりの近くにいつまでも立っていて、ぼくを連れていってほしいと本気で考えていたようです。
息子が一番ロマンチックな頃のお気に入りの絵本です。