「つきのぼうや」 みんなの声

この本は、いつも広がる景色が
その瞬間、その瞬間で切り取られたものではなく、
ずっとつながっているのだということを
教えてくれます。

読むたびにいろいろな発見があり、
「あ、このお店、ここにもあったよ」と
ページをめくり、また戻り。

成長すると
「あ、このお月様のお友達、自分だ」
とずばり指摘したりするのも愛嬌ということで。

スリムな細長い水色の絵本。
これだけで部屋に飾っておきたい衝動にかられて手にとりました。

読んでみると中身も充実。

月から地上は遠い遠い。
飛行機とすれ違ったり、煙突掃除の人とあったりしながら下へ下へと降りていきます。

それが、この細長い絵本だから挿絵が上から下へとスムーズに流れるように描いてあって
みていて本当に降りているかのようだし子供にも判りやすい。

ほんわりしたい大人向けにもなるんじゃないかしら。
そう思えるくらいしっかりした内容の絵本です。

縦長の本は初めてです。
月に頼まれて、水たまりに浮かんだ月の事を調べに行く、月のぼうや。
我が子は、月自身ってすぐにわかっちゃうんだけど、手鏡をひらって持っていくのが、素敵だったみたい。
一人でずっと空にいるのは寂しいから、鏡をみて、もう一人いてると思う方がいいよね。
いつ鏡って気付くのかな？
心配もしていました。
空間のある、素敵な本だと思いました。

本を本能で選ぶ２歳の娘。
「次はこれ読んで」と持ってきたのがこの本でした。
すごく縦長の細長い本で、形が変わっているというだけでも
飛びつきやすい要素だとは思うのですが
読んでみてなおびっくり！
つきの坊やがお月様の頼まれごとをうけて
地上におりてくるさまが
非常によく出ていて、空間を感じるような本なのです。
娘も私も夢中になって読みました。
優しい絵や、ふっと微笑みたくなるようなオチも素敵です。

　絵本の読み聞かせ講演会で紹介されていたもので、図書館で見つけて、借りてきました。
　つきのぼうやが、お月様のおつかいで、地上に降りていきます。
　本棚に入りにくそうな、とっても長細い絵本ですが、それだけに、上・下の感覚がとてもわかりやすく、どんどん下に降りていっている感じがとてもよく現れています。
　オススメの絵本だけあって、娘もとても楽しく、何度も読んでいました。

縦長の細い本です。
個人的に変わった形の絵本が大好きなのを別にしても
このカタチだけで既に子供の気持ちを引き寄せます。
何か違う楽しみがありそう〜って。
高いところのお月様が水にうつる月を探しに
ぼうやを下へいかせる。縦長の魅力たっぷりです。
丸いものがみんなお月様にみえるつきのぼうや、かわいらしい。
そして最後にみつけたのが鏡なんだ、なんて完璧なストーリー・・と読み聞かせながらにんまりしてしまう私です。

この一風変わった判型の絵本。
ずーーーっと気になっていましたが縁あって
我が家にやってきました♪
読んでいてこれはこのくらいの長さにしたからこそ
楽しめるのだなあと実感しました。
空の上から月をとりに降りてくる、つきのぼうやが
リアルに感じられてとても良いんですよね。
だからきっとこの絵本は“縦長でなくっちゃいけない”んでしょうね。
娘もつきのぼうやのちょっとした冒険に
目を丸くしてみています。
全体的にブルーなのも好みです。

面白い絵本です。
なかなか他にはない絵本だと思います。
娘も気に入り、私も大変気に入りました。

つきと地面のあいだにこんなにいろいろなものがあるんですね。私はこのあいだのいろいろなものを見ようとしていなかったから見えていなかったのかもしれないなあと少し考えさせられました。

つきは遠くに見えるけれど、それが遠いということも、この絵本のユニークな形でよく分かりました。

図書館のお奨めコーナーにあった絵本です。
ぜひ1度、読まれることをおすすめします。

縦長の、とても面白い絵本です。ちょっと笑ってしまったのが、お月様の顔。ヒゲも生えてるし、おじさんですよね（笑）星の顔も、途中でぼうやが出会う凧や風船もとっても面白い！ストーリーの面白さ、形の独創性も素敵ですが、味のある絵がとても気に入りました。皆さんも書かれていらっしゃいますが、収納はちょっと大変ですけれどね。

娘の絵本を選ぶときはいつも内容を一番に重視するのですが、この絵本に関してだけは装丁に惚れ込み購入。
きれいなターコイズブルーの表紙に細長ーい形。こんなに目立つ絵本、他にないのではないでしょうか（＾＾）
外見の奇抜な形は中身にも反映されていて、まさに上から下まで楽しむことができます。娘はまだストーリーが理解できていないものの、つきのぼうやが地上に舞い降りるまでに起こるハプニングに、顔を上から下にせわしなく動かしながら楽しそうに眺めていました。
ちなみに普通の本棚にはなかなか入らないサイズなので、我が家では娘の本棚を買うとき、この絵本が収納できるようなラックを探しました（＾＾）