「カルちゃんエルくんたかいたかい」 みんなの声

いわむらかずおさんの14ひきシリーズやふうとはなが好きなので、読んでみることにしました。
かえるのカルちゃんとエルくんが、草につかまって高さ比べをしています。そこへ、バッタやかまきり、てんとうむしと色々な虫が2匹の上を飛んでいきます。
それを見たカルちゃんもエルくんも「よーし！」と上へ上へと飛び跳ねて行きます。
秋を彩る草花や昆虫たちがたくさん登場して、自然豊かな情景が目の前に浮かんでくるようです。
外で見かけたかえるも、こんな風に登ってきたのかなと思うと、可愛らしく思えてきます。

カルちゃんとエルくんは　兄弟かな？　　たかい　たかいにあこがれて　
秋の季節の　オンパレード　ばった　よりも　かまきりよりも　　　う〜んと高くなりたくて　ドンドン飛び上がります
てんとうむしもちょうちょも　はちも　そして　とんぼよりも高くなりたくて
秋の空を　飛んでいくのです葉っぱにのってね

でも　おやおや　下に舞い降りてきたんだね　　　ホッ！

あこがれ　それは　自分よりもう〜んと大きくなりたいという　子ども心なんですね

いわむらさんの１４ひきシリーズの他の作品が
気になったので借りてきました。

これもシリーズであるみたいなのでまた
他のも読んでみたいと思います。

カエルってどこまでも高くジャンプしていけるのですね。
考えたことなかったけど
発想が楽しくて面白かったです。

最後も気持ち良さそうに飛んでいる姿をみて
羨ましく感じました。

どのページも秋がいっぱい感じれてとても素敵です。

いわむらかずおさんの絵は優しく温かくて本物そっくりに描かれていま

す。色彩が自然で秋の野山を訪れているように感じれます。

カルちゃんとエルくんが、頑張ってる絵が表情も愛くるしくて可愛いで

す。仕草に優しさがいっぱい表現されてます。

長い間孫には、「たかい　たかい」が出来なかったのですが、今は安心

して「たかい　たかい」が出来るので嬉しくなる絵本でした。

今、6月。図書室の「カエル」のコーナーにありましたが・・・
あれ？季節はいつ？って、一瞬混乱（＾＾ゞ

いわむら作品は、小さい頃、本物は苦手だけど（＾＾ゞ「ねずみ」「カエル」関連の絵本大好き息子が、好んで見ていました

お友達同士、または、兄弟でよく「こんなこと出来るか〜」と自慢ごっこする時期ってありますよね！？
そんな時期に、いいかもしれません

あざみから、紅葉した葉っぱや赤とんぼの群れ・・・自然の形や、色の美しさも感じてほしいです

このシリーズを読み始めて３冊目。
今回のお話は特に娘の反応が良かったです。
カエルのカルちゃんとエルくんが、高い所へ高い所へとジャンプするお話。バッタを追ってあざみの花の上へ、ちょうちょを追って葉っぱの上へ・・。
いわむらかずおさんの絵がとても温かくて、自然を身近に感じられるお話です。上へ上へとどんどん進む冒険心溢れるカルちゃんとエルくんがとても生き生きと描かれています。子供ってこんなふうに、次から次へと視線が変わって思った方向へ一直線ですよね。
最後の地上への戻り方も面白いです。
娘も喜んでいました。

文字は少ないのですが何度も読んでいると
カエルたちのどんどん上に上がっていく姿が
良かったです。
ただ遊んでいるように見えるけど実は
「目標をもって、それに向かって近づいていく」
そんな姿を見せたかったのでは？？
と、ひそかに感じてしまいました。
子供たちにも、カエル君たちのように
怖がらないでチャレンジする精神を持ってもらいたいです。

カルちゃんとエルくんの２匹のカエルは仲良し。いろんな虫達が近づいてきて、その虫達に近づこうと２匹は上へ上へと目指します。頑張ってジャンプして、飛び乗ったりして。２匹の一生懸命、目指す表情はかわいくもあり、たくましくもあります。子供達にもこんな風に真剣に目指すものを見つけてもらえるといいな。

高さ比べをして遊んでいるカルちゃんとエルくん。虫たちはもっと高い所にいるので、どんどん高い所にジャンプしていきます。

子どもの遊びもそんな感じかもしれません。画面を彩っている秋の風景がとても良い感じです。絵を見ているだけでも秋の情景が浮かんできます。

秋に向けて、秋の自然を楽しむ時に適した本だと思いました。

どうも、この「たかいたかい」はジェズ オールバラ の「たかいたかい」と設定が酷似しているな。とかんじます。
でも少し長めで最後の展開がすがすがしいです。
わたしは内容的にはこちらの方が好きです。
カルちゃんとエルくん、はまだ幼く、1人称で言葉を話します。1歳か2歳くらいのお子様なら、自分と同じくらいの子たちがたかいたかいしてる〜！って思うかもしれません。
小さな虫を見つける楽しみもありますよ。