「おやすみ」 みんなの声

「ぐりとぐら」コンビの、赤ちゃん向け絵本だと思います。
二匹の（二人の、かな）犬が、外でどろあそびをして、お風呂に入って、ごはんを食べて…。というふうに、眠りにつくまでの出来事を順番に追っていきます。文章はとても簡単ですが、さりげなくいろいろなものが書き込まれているので、何度よんでも新しい発見があるようです。
息子は、最後に犬が布団に入って寝る所まで行くと、「ねんね〜」といいながら寝たふりをしますよ。
たくさん遊んで、トーンダウンさせたいときにもってこいの絵本です。

先日、なかがわえりこさんの「おはよう」を読んだばかりなので、てっきりまた太陽が主人公なのかと思っていたら、違いました。
この絵本では子犬のきょうだいが主人公だったみたい。
２匹がたっぷり外で遊んで、お風呂できれいになって、美味しいご飯を食べて、お母さんの子守唄を聞いて眠りにつくまでのお話です。
すごく当たりまえの１日を描いている作品だけど、なんかほのぼのしていていいんだなぁ。
やっぱり、名コンビのやまわきさんのイラストが作品を盛り上げてくれていますね。

「ぐりとぐら」と同じ作者の絵本です。
この本も文章が独特な雰囲気で絵も無駄な背景がなく優しい色使いでとても見やすいと思います。

遊んで、食べて、寝るという内容で、小さな子でもわかりやすいと思います。
文字も大きめなので自分で読み始めた子にもいいのでは。

「たくさんあそんでどろんこどろんこ」
思わず節をつけて読みたくなる文章で始まります。
シュタイナー教育では、歌を使って幼児におかたづけやおやすみをさせるそうです。それを彷彿とさせる絵本。
生活って楽しいと子どもに伝えられそうな一冊です。