ウルスリのすず」 みんなの声

ウルスリのすず 作:ゼリーナ・ヘンツ
絵:アロイス・カリジェ
訳:大塚 勇三
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\2,200
発行日:2018年11月26日
ISBN:9784001126778
評価スコア 4.46
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  • アルプスの子ども達

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子12歳、男の子10歳

    古典的な作品ですが、映画のような幕開けに一気にお話に引き込まれるようです。
    山奥の小さな村に住む男の子、ウルスリ。
    両親手作りの衣類や靴、帽子に身を包んだウルスリは
    ちゃあんと掃除や乳しぼりなど、立派に働くのです。
    鈴行列のお祭り用に大きな鈴をもらえなかったウルスリは
    山の夏小屋へ大きな鈴を取りに行きます。
    アルプスの自然は素敵ですが、
    きゃあ!こんな下が透け透けの怖い橋も渡るの!?
    立派に仕事をやり遂げた、最後のウルスリの得意そうな表情!
    アルプス地方の、とびっきり大きな鈴の音が聞こえてくるようです。

    投稿日:2006/08/03

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  • 大きな鈴が魅力いっぱい

    • ムースさん
    • 40代
    • ママ
    • その他
    • 男の子9歳、女の子4歳

     村の鈴祭りで、一番大きな鈴を持って行列の先頭を歩きたいウルスリ。でも手渡されたのは小さな鈴でした。どうしても大きな鈴の欲しいウルスリは、山小屋にあった大きな鈴を取りに出かけます…。
     今春、日本に帰国した際、「日曜美術館」でカリジェの特集をしていて知った作品。番組ではイラストレーターの永田萌さんが、カリジェの生誕地を訪ねていました。
     絵本は大判で迫力たっぷり。絵はアルプスの一村そのままの透明感にあふれた画風で、素朴さと美しさを同時に伝えます。息子はスイス地方の鈴が気に入ってしまったようで、「ぼくも欲しいー」。実際テレビで紹介されていたお祭りの様子と、鈴のサイズにとても驚いていました。(サッカーボールぐらいの大きさです。)カラン、カラン、カランと、その大きさゆえ、ちょっぴり鈍い鈴の音が今も聞こえてくるよう……。
     こういう絵本には、心が洗われます。素直な子供の心とアルプス地方の清らかな空気が一緒になった、温かな作品です。

    投稿日:2003/11/10

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  • 当時はお話しの内容もピンとこなかったし、絵もそれほど好きではありませんでした。でもウルスリがたった一人で雪山に登り、山小屋で一晩過ごした時にどんな気持ちだったのだろう、とか、あのパンはどんな味だったのだろうと云った疑問を持ったことを40年経った今でもはっきり覚えています。7年前にカリジェの生地、トルンへ行って来ました。アルプスの生活を理解できた今は、ウルスリの勇気と努力をたくさんの子ども達に共感してほしいと思います。その前に保育者のたまご達に授業の中で紹介しています。

    投稿日:2003/11/09

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