エリック・カールさんの絵がすてきです。他の本に比べると色が抑えめで、それが秋の雰囲気にぴったり。
朝に生まれたこおろぎ。いろいろな虫たちに出会って、そのたびに挨拶をしようと羽をこしこしするのですが音が出ません。何度も何度もチャレンジするこおろぎに、思わず声援を送りたくなります。
だんだんと辺りは暗くなり、そしてとうとう・・・。
最後の仕掛けに、子どもは大喜びでした。こういうタイプの仕掛けって珍しいですよね。
たくさんの種類の虫が出てくるので、虫が好きなお子さんは喜ぶでしょうね。繰り返しのお話なので、小さい子でも楽しめると思います。
それにしても、エリック・カールさんてすごい人だなぁ。