「はるののはらにひもいっぽん」 みんなの声

　春の楽しい赤ちゃん絵本です。
　コンパクトなサイズで、だっこしながら読めます。

　『かみさまからのおくりもの』のひぐち先生の作品です。
　明るく温かそうなポカポカ黄色が基調の絵本です。
　この季節に読みました。

　雪の下に眠っていた一本の紐くん。
　雪のおふとんがとけて、お日様たちに起こされます。
　春のお友だちに会うたびに、そのお友だちの姿に変身するひもくん。
　息子は、かえるさんに変身したところで、パチパチしてました。
　お水に濡れた後の、ギューッ　ギューッを気持ちを込めて読みましたら、ケタケタ笑いうけました。
　
　あ〜懐かしい。
　絶版なんですか。
　残念ですが、図書館で見つけて読んでみてください。

まだまだ寒い日が続いていますが、春の気配もほんの少し感じたり・・・そんな気分に、ぴったりの絵本でした。
ひもが、生きている！形もどんどん変わっていって、自由な感じがしました。
水をしぼる場面は、面白かったですね。

とても春らしいお話でした。子供に季節に合った絵本を読ませることができ良かったです。
色使いがとてもあたたかいなと思いました。
ひもくんも冬眠していたのですね（笑）。
ひもくんがちょうになったり、さかなになったりと変化が面白かったです。

ひもにも命があるようです！

やわらかそうな黄色の絵の表紙に
手を取りました
雪溶けから始まり
あたたかい春の自然の中を
楽しみます

それも、花や蝶、かたつむり、カエル、魚・・・
身近な生き物とともに

たったひも1本なんですが
なんとも愛しくなります

小さい子から楽しめそうです

春。おひさまの光に照らされて、雪の中から出てきたのは、
いっぽんの「ひも」。

「春」と「ひも」。なんだか不思議な組合せです。
でも、「ひも」だからこそ、何にだってなれるんです。
ひもは、リズムよく、次々と春の姿を表現していきます。

きれいな優しい色づかい。
春にピッタリの絵本です。

黄色の紐が、春になると活動して変身までしてとても楽しくなる絵本でした。お日様色で、たんぽぽ色でもう春だなあって感じがします。春には希望がいっぱいでなにかが始まる季節、なんだか期待に胸が膨らみます。読んでいる人がみんな平等でという気になれて嬉しくなる絵本でした。紐一つでなんにでも変身できるのだから自分にもなにか希望が持てるような気がして元気をもらえる絵本でした。

いかにも春らしい色使いと、内容で春を満喫できました。
家の中で読むのも良いですが、お外で辺りを観察しながら読むのも楽しそうな１冊です。
ひもで描かれたイラストは子どもにもわかりやすいみたいで、指をさしてました。きっと、「かわいいね〜」って言ってるようです。