タイトルからも想像つくように、写真絵本です。
クラゲと一口に言っても、こんなに様々な種類があるだと、改めて分かりました。
中にはまさに「幽霊の後ろ姿だよね〜」といいたくなるような『ユウレイクラゲ』、
ピンク色の短い触手が本当に花のようにきれいな『ハナガサクラゲ』など、見たまんまの名前がついているのも面白いです。
表紙に登場しているのは『イボクラゲ』というらしいのですが、
美しい色合いの優雅な動きのクラゲなのに、触手の部分に「イボ」のようなものがついているだけで(私が見るとむしろたらこに見えます)、こんな名前がついてしまうのも、可愛そうな気がしました。
最後には『クラゲのふしぎ』と題した、小学生でもわかるような解説がついていて、ためにもなります。
海洋生物のとりこになる人の気持ちがわかったような気がしました。
主に画面いっぱいのクラゲたちの写真が載っているだけの絵本なので、学校や幼稚園などの読み聞かせなどにも使えると思います。
4,5歳くらいから上は高校生、大人でも楽しめます。