じぃーんとしてしまいました。
意外というか、ただおじいちゃんが孫をかわいがる物語だと思ってました。
おじいちゃんの何に対してもおっきな愛情が伝わってくるし、男の子もおじいちゃんがいることが安心につながり、そしてこのことば「だいじょうぶだいじょうぶ」とおまじないのように繰り返し男の子に伝えられる。
日常の中のいろんなこと、いやな事も逃げ出したいことも、ずっと続く訳はない。自分で乗り越えられるもの、相手が変わって乗りこえられるものがある。おじいちゃんが言ってただいじょうぶはこういう事かと理解しながら大きくなる。
今度は僕の番!おじいちゃんが与えてくれた安心感を僕がおじいちゃんに返そうと・・・最後のページが泣きそうです。
だいじょうぶ、だいじょうぶ 大人にだって効くおまじないの言葉ではないでしょうか。