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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

だいじょうぶだいじょうぶ」 みんなの声

だいじょうぶだいじょうぶ 作・絵:いとう ひろし
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,100
発行日:1995年10月
ISBN:9784062528634
評価スコア 4.84
評価ランキング 117
みんなの声 総数 218
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218件見つかりました

  • 私のBEST1の本です。

     この本に出会ったのは、13年ほど前のこと。うちより年上の子供をお持ちのお母さんから教えてもらいました。
     そのお子さんが中学校に入学した日、初めてのホームルームで担任の先生が読んでくださったとのこと。荒れているという評判の中学校に入学することに子供も親も不安を抱いていたのに、肩の力を抜いて前向きに新生活に向き合っていこうと思えたそうです。本の内容もさることながら、この日にこの本を親子の前で読んでくださった先生にも信頼の気持ちをもてたそうです。
     早速読んでみた「だいじょうぶだいじょうぶ」は、私の心にも温かいものをプレゼントしてくれました。何かあるたびに自分自身に「だいじょうぶだいじょうぶ」と声をかけながら、一つ一つ少しでも良い方向に進んでこられたように思います。 
     読み聞かせを始めて20年ほどになりますが、その時から今ままで私のBEST1は、変わらずこの本です。
     中学校で読み聞かせをすると、言葉がすうーっと聞いてくれる子供たちの心に入っていくのを実感しています。
     これからも自分自身に、読み聞かせで出会う方たちに、「だいじょうぶだいじょうぶ」を届けていきたいです。

    投稿日:2015/04/01

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  • じんわりします

    1歳の息子に読みました。
    小さめの絵本で文字も小さめ、2段で描かれているので、これは1歳には厳しいか…と思ったら、やっぱり食いつきはそれほどよくありませんでした。
    ときたま出てくる自動車に喜んでいる…というかんじで。
    でも本当に興味のないときは絵本を自分からとじてくるので、最後までちゃんと聞いていてくれたのは1歳なりに魅力を感じたからだと思います。
    2歳になったらまた読んであげたいです。

    息子の理解はまだちょっと難しかったのですが、私にはとてもおもしろい絵本でした。
    支えてくれていた人を成長とともに支えてあげる側にまわる。
    小学生くらいになってから読むともっといいのかもしれませんね。
    とてもすてきな絵本だと思います。

    投稿日:2015/04/01

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  • だいじょうぶの持つ力 受賞レビュー

    • てつじんこさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子5歳、男の子2歳

    子どもの頃の私はとっても心配性でした(今もそうですが).
    大好きな明太子をたらふく食べたはよかったけれど「子どもなのにこんなに食べちゃって病気になったらどうしよう」と後悔して不安になったり,飛行機に乗って出かける前日,「あんな大きいものが飛ぶなんておかしい.ほんとに飛ぶの?」と家族に質問攻めにしたり,なにかと不安を抱えてた記憶があります.
    そんなときに私の不安をかき消してくれたのは,母の「だいじょうぶだって」という言葉でした.
    母の「だいじょうぶだって」で何度となく心のモヤモヤがすっとなくなって穏やかな気持ちになったことを覚えています.

    そして今,私は2人の息子の母となりました.2歳の次男は私に似ているのか何かと不安を抱えてしまうようです.いつもとは違う道を通るのを嫌がったり,人混みで泣き出してしまったり,些細なことをこわがったりします.そんなとき「だいじょうぶだよ」とだっこして声をかける私です.昔私が母に言ってもらったみたいに.
    そして今度は次男の心配症のことを私が母に相談すると,「だいじょうぶだって.あんただって昔そうだったじゃん.」と母.

    「だいじょうぶ」に支えられて「だいじょうぶ」で励ましてる毎日です.この言葉のおかげで今,子育てを頑張れてるのかもしれません.

    「だいじょうぶだいじょうぶ」は,「だいじょうぶ」の言葉の持つ暖かさや思いやりを見事に表現している絵本だと思いました.

    投稿日:2015/03/31

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  • 魔法の言葉

    うちの息子はじいちゃん大好きで、小さい頃は「ぼく」と同じで毎日のように公園や散歩に連れて行ってもらってました。散歩はじいちゃんと!息子の中で決まっていたようで、私とは行きたがりませんでした。息子も「ぼく」と同じように、毎日の散歩の中で、新しい発見や驚きを見つけては、未知なる世界への憧れと期待に胸を膨らませていたのでしょうね。転んで泣いて帰ってきた日もありました。嬉しい楽しいことだけではなく、こまったこと泣きたくなるような逃げたくなるようなこともあったと思います。それでも毎日じいちゃんと散歩に行きたがったのは、じいちゃんが魔法の言葉を唱えてくれていたからだと思います。じいちゃんがいる、守ってくれる、助けてくれる、「大丈夫」と言ってくれる…
    まるでわが子の成長を見ているような絵本です。
    「ぼく」は少しずつ大きくなり、今度はおじいちゃんに「大丈夫」といっています。何度も何度も毎日のように使っている「大丈夫」には、すごい力があるのだなと改めて思いました。
    うちの息子も少しずつ大きくなり、じいちゃんが手に負えないほど活発にすくすく成長してくれました。
    「大丈夫」…私も魔法を唱えるように、大切に言いたいと思いました。

    投稿日:2015/04/01

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  • 私の父と私の息子

    • みいのさん
    • 50代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子18歳、女の子12歳

    「ぼくとおじいちゃん」が、私の父と息子そのものです。
    私の父にとっては初孫で、ほぼ一緒に暮らしていたので、それはそれはかわいがっていました。
    面倒を見てもらって助かるなあと思っているうちに息子も成長し、いつの間にかおじいちゃんより背も高くなり、いろいろ出来るようになりました。
    庭仕事や通院の介助まで、おじいちゃんを手助けしていました。

    父は2年前に他界しましたが、私にもたくさんの事を教えてくれていたということを思いました。
    毎日何度も「たいへん!大変!」を連呼するような、落ち着きのない暮らし方をしていますが、天国から「だいじょうぶ だいじょうぶ」が聞こえてきそうです。

    投稿日:2015/04/01

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  • 初心

    外に出れば出会いがあって発見があって、それだけ色んな事を知ることになります。
    知りたくない事を知らなければいけない、という事もあります。

    初めてを知るのはいつでも怖くて、それは子どもの時も大人になった今でも同じだけど、「だいじょうぶ だいじょうぶ」と誰かに言ってもらえるから、大丈夫と思えるんです。

    でもいつかはひとりになって誰にも言ってもらえない時もあるだろうから、仕方なく 「だいじょうぶ だいじょうぶ」って自分に言い聞かせると、いつの間にか本当に大丈夫になっているんです。

    私がまだ幼くて初めて何かに出会う時…この言葉をかけてもらった記憶はないけど、それでも必ず誰かが側に居てくれた事は覚えています。

    「だいじょうぶ だいじょうぶ」
    優しくそっと背中を撫でられているような…おまじないの言葉。

    それは言われた側だけでなく、言った側も同じように感じるのだと思いました。

    投稿日:2015/03/30

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  • おじいちゃんとの思い出がいっぱいつまったお話です。
    思い出の中に、数々の自分の成長が語られています。
    そして、いくつもの不安や困難を乗りこえるときに、おじいちゃんの魔法の言葉が、御守りのように助けてくれたのです。
    「だいじょうぶだいじょうぶ」という言葉の素晴らしさが、見事に表現されています。
    少年が成長して、おじいちゃんへの恩返しは、魔法の言葉で気持ちを安らかにしてあげること。
    おじいちゃんは、自分の口ぐせを何倍もありがたく感じることでしょうね。

    投稿日:2015/03/30

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  • 大きくなるってことは

    何かの雑誌にこの絵本の紹介が載っており、
    読んでみたく、
    初めて読んだのが、娘が幼稚園入る前だったと思います。

    私は、とても温かい気持ちになりましたが、
    娘は、当時読んでも反応はありませんでした。
    ただ聞いているだけでした。

    今回、二年生になる娘に読んでみたところ
    この絵本知っていると
    何と無く覚えているとの事でした。
    ずっと読んでなかったので、驚きました。

    読んでみて、どうだったか聞いてみたら、
    ぼくは、怖いものがなくなってきて良かった。
    おじいちゃんとぼくが反対になったと言ってました。

    まだ娘には、この絵本は難しいのかなと思いましたが、
    少しは、やさしい気持ちになれたことだと思います。
    また、少し大きくなった娘に読んでみたいです。

    投稿日:2015/03/30

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  • もっと早くに出会いたかった本

    もっともっと小さな子供の頃に出会いたかったです。

    繰り返される「だいじょうぶ」という、魔法のように癒される言葉。

    何かと心配性な私に主人が「心配ごとの90%は取り越し苦労に終わるらしいよ」と言った言葉を思い出しました。

    でも、もっとシンプルに「だいじょうぶ。だいじょうぶ」と繰り返して言ってもらえると安心するものですね。

    これからの人生、私も甥っ子たちや主人や飼い猫や家族たちに、「だいじょうぶ」って言ってあげられるようになりたいと思います。

    投稿日:2015/03/29

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  • 気分を楽に

    大丈夫、と言う言葉は、いつも何気なく使っていますが、言われる方にしたら本当に、勇気づけられている言葉かもしれませんね。子供に対して、自分に対して、「大丈夫」。このおまじないような言葉は、色々な意味が有りそうですね。この絵本の中に出て来るおじいちゃんが僕に与える影響、そしておじいちゃんに対して僕が言った大丈夫の言葉の意味の重さ。とても悲しいお話だけれど、とても心が熱くなります。「大丈夫」、この言葉、もっと大切に使おうと思いました。

    投稿日:2015/03/29

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