林明子さんのイラストです。
お母さんがちょっとお買い物にいっている間、寝ているはずの小さい妹(たぶん2さいくらい)のあやちゃんが起きてしまいました。
お姉ちゃんのあさえは妹の面倒をみてあげます。この時、あさえの気持ちを「ずんとせがのびて、おおきくなったようなきもちでした。」と、書かれています。私もお姉ちゃんだったので、この気持ち、なんか分かるなぁ。
ところが、妹の為に描いてあげていた電車ごっこの線路に夢中になり、目を話したすきに妹は消えていました。
あわてるあさえ。この時の走ってく姿がものすごく感じが出ています。
探しても、探してもなかなか見つからず、いつも行く公園でやっと妹を見つけます。
最後のページで、何もいわずに妹に駆け寄り、ぎゅっと、抱きしめるあさえにホロッとしました。
うちのきょうだいもこんなふうに仲良くなって欲しいなぁ。と思って図書館で借りて来たんですが、読んでも毎日喧嘩ばっかり。あーァ。