息子の大好きな黒川光広さんの絵本です。
原始時代に生息していたマンモスの群れのお話。
「マンモスのぼうけん・シリーズ」絵本です。
ある日、マンモスたちが川で水を飲んでいるとクマの子が流されてきます。
助けたクマのこの話から知る、オオカミの普通ではない行動。
マンモスたちは山の中で起きていることを確かめに、勇敢にも向かっていきます!
原始時代といえば、人間もいた時代。マンモスを含む動物からの視線で
絵本が書かれている事もあり、人間が何も考えずどれだけ動物たちの生態系を
崩してきたのかというところをうまく表現しているなと思います。
こんな時代からすでに人間は生態系を崩し始めていたんですね。
大昔の生き物が好きな息子は、興味津々で絵本に聞き入ってくれました。
このシリーズはお気に入りなのですが、絵本の中身がフルカラーではないんですね。
ほとんどがモノクロで、たまにカラーの絵が出てくるのですが、
できたらフルカラーにして欲しかったなと思います。