なかやみわさんの絵本はわくわくしますね。
くれよんのくろくん、どんぐりむらシリーズはよく手に取りますが
こちらは初めて読みました。
淡い夜の色で塗られた絵本は
綺麗でお話とともに、とても印象的でした。
そらまめくんの宝物のベッド、
だからこそ他の皆の寝てみたいという希望を
そらまめくんは断り続けます。
ふと、キラキラ鱗を配れない、にじうおのお話を思い出しました。
子どもに説きたいテーマなんですね。
「いいよ、どうぞ」
お気に入りの玩具や絵本、お友達に貸してあげたり、
一緒に使えたら・・・
子どもがお友達と物でけんかになるたびに
親はやきもきしながら様子を見ています。
そんな子どもにわかちあう喜びが伝わるといいな、という物語です。
まめたちが皮をベッドにしている、
その風景が面白いと思いました。