夏休みに、いくつかの夏祭りにいった5歳の娘は、タイトルですでにテンションが上がっていました。
けん・ひろし・くみの3にんぐみ。どこからか聞こえてくる太鼓の音に誘われ、森のおくへ入っていきます。
見たことのない神社に、おまつりの屋台が並び、どうぶつのお面をただでもらいます。
お店の大人たちも、子どもも、3人以外はみんなお面をしている絵に、子どもは少し怖かったようですが、お面をくれるというと「じゃあうさぎにする!」とにっこり。
どんどん、森の奥のほうへ入っていく3人、そこでおみこしをかこみ踊っていたのは、ほんもののどうぶつたち。
ちょっと怖くて、不思議だけど、3人が「おどるのって たのしいねー」と踊るので、怖がりの娘も一緒に「テレツクテン」と踊りだしました。
どうぶつたちの雨乞いの儀式に、どきどきしながら参加し、雨の中どうぶつたちはさっていきます。
どうぶつたちや、かっぱさまの絵が可愛らしいので、怖いお話が苦手の娘も笑顔で聞くことができました。
不思議な世界へ、ちょっとどきどきしながら連れて行ってもらえる絵本です。
ちなみに、うちでは「くみ」を娘の名前に変えて読んでいます。それでグッと絵本の世界に入り込んでいくのが、見ていてもよくわかります。